熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

GACKT氏が経験したフランスでの人種差別

2015-04-01 17:27:58 | 日常の出来事・雑感
ミュージシャン・GACKT氏がブログに投稿したフランスでの人種差別に関する記事が話題になっています。

滞在したホテルのレストランでの出来事。
自由席の筈のレストランで、眺めの良い窓際に座ろうとすると、ウエイターから奥の席に移るように言われ、特に疑問を抱かず言われるままに移動。
観察していると、後からやって来る中国人などアジア人に対し、同じように奥の席に移るように告げるウエイター、その内自分の周囲は中国人や韓国人で満席状態に。一方、眺めの良い席は白人だけ、しかも空席があるにも関わらず、アジア人をそこに座らせようとしないレストランの差別的な対応を指摘した内容です。

GACKT氏は最後に、これは国による差別ではなく、公衆道徳をわきまえないアジア人客が多いための策ではないだろうかと綴っています。個人的にも、同氏の推察が当たっているように思います。

日本の観光地でも、中国人観光客のモラルの悪さが時々取り上げられていますし、日本人も決して威張れたものではありません。ホテル側からすれば、日本人・中国人、個人・団体に関係なくアジア人として十把一絡げ、”アジア人専用コーナー”にまとめて座って貰った方が安心と言う事なのでしょう。
特にアジア人客となると大半は団体客でしょうし、団体になると食事中の会話が盛り上がり、ついつい声が大きくなりがち、同じ国民であってもこちらが一人、二人の場合、騒がしく感じる事は多々あります。

特定の民族を正当な理由なく一箇所にまとめるやり方、これはこれで、人種差別には違いありませんが、残念ながら公衆マナーの面ではヨーロッパ先進国の人々に比べ、劣っていると認めざるを得ないアジア民族として、不本意ながらホテル側の対応は一理あるような気もします。
かと言って許されるものではありませんし、個人的にも、認めるつもりはありませんが。

眺めの良い席が白人に割り当てられている点、これは本当の意味での人種差別かも知れませんが、席数の関係でたまたまそうなったのかも知れません。後者であって欲しいと願いたいところです。




コメント
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