日本とイタリアの国交樹立から150周年を記念して、東京都美術館でイタリア・ルネサンス期を代表する画家の一人、ボッティチェリの回顧展が4月3日まで開催されており、昨日行って来ました。
ボッティチェリと言えば、ウフィツィ美術館が所蔵する ”ビーナスの誕生”や”春(プリマベーラ)”が有名ですが、それ以外にも聖母子像を中心とした有名な作品が多くあり、今回の回顧展では20点以上の作品が集うとのことで、これほどの作品展はなかなかお目にかかれません。
開催から既に1カ月以上経っており、平日と言うことで会場は空いているかと思いきや、有名な作品前では行列ができるほどの人気ぶり。
20点以上に及ぶ作品の中から、個人的に特に印象深かった作品を列挙すると、
(写真はネット上から引用)
まずは「書物の聖母」
今回の回顧展の目玉作品。さほど大きくない作品ですが、繊細な筆遣いを感じさせる描写は見事。
次は「東方三博士の礼拝」
メディチ家の人物と注文主に加え、自身(右端でこちらを見ている人物)を描き込んだ作品としても知られています。
そして、次は「アペレスの誹謗」
ルネサンスの風潮を否定し、厳格な神政政治を推し進めようとした修道士・サヴォナローラに傾倒し、その後作風が変わってしまった作品の一つとして知られています。
続いて「美しきシモネッタの肖像」
日本に1点だけあるボッティチェリの作品(丸紅が所蔵)で、「ヴィーナスの誕生」のヴィーナスのモデルになったとも言われているフィレンツェきっての美女、シモネッタの肖像画。鮮やかな色遣いと線描が印象的。
ボッティチェリ以外に、弟子だったフィリッピーノ・リッピの作品など見どころ満載の絵画展でした。
ボッティチェリと言えば、ウフィツィ美術館が所蔵する ”ビーナスの誕生”や”春(プリマベーラ)”が有名ですが、それ以外にも聖母子像を中心とした有名な作品が多くあり、今回の回顧展では20点以上の作品が集うとのことで、これほどの作品展はなかなかお目にかかれません。
開催から既に1カ月以上経っており、平日と言うことで会場は空いているかと思いきや、有名な作品前では行列ができるほどの人気ぶり。
20点以上に及ぶ作品の中から、個人的に特に印象深かった作品を列挙すると、
(写真はネット上から引用)
まずは「書物の聖母」
今回の回顧展の目玉作品。さほど大きくない作品ですが、繊細な筆遣いを感じさせる描写は見事。
次は「東方三博士の礼拝」
メディチ家の人物と注文主に加え、自身(右端でこちらを見ている人物)を描き込んだ作品としても知られています。
そして、次は「アペレスの誹謗」
ルネサンスの風潮を否定し、厳格な神政政治を推し進めようとした修道士・サヴォナローラに傾倒し、その後作風が変わってしまった作品の一つとして知られています。
続いて「美しきシモネッタの肖像」
日本に1点だけあるボッティチェリの作品(丸紅が所蔵)で、「ヴィーナスの誕生」のヴィーナスのモデルになったとも言われているフィレンツェきっての美女、シモネッタの肖像画。鮮やかな色遣いと線描が印象的。
ボッティチェリ以外に、弟子だったフィリッピーノ・リッピの作品など見どころ満載の絵画展でした。