熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

シーリングライト LED式と蛍光灯式、どっちがお得?

2011-12-02 08:38:39 | DIY
書斎の照明器具が古めかしく気になりだしたので、取り替えることにした。
早速、近くの家電店に足を運び照明器具コーナーへ。驚いたことに、展示されている製品のうち、馴染みのある蛍光灯式は2割ほどで、残り全てがLED式である。


店員曰く、震災の後、圧倒的にLED式を選択される客が増えたとのことであった。(メーカーと販売店がLED式の販売に力を入れているからでは・・と言う気がしなくもないが。)

果たしてLED式は省エネで経済的なのか、パナソニックの6~8畳用LED式と蛍光灯式をLEDの寿命とされる4万時間点灯した場合の総コストを試算してみた。
          LED式      蛍光灯式
           (53W)         (70W)    

1.製品代    20,480        8,100 (価格コム最安値)
2.電気料金    59,360       78,400 (1kWh28円)
3.替球代                 6,000 (2回交換)
----------------------------------------------------------
 合計:      79,840       92,500

試算の結果、コスト面でLED式が1割ほど下回り、LED式に軍配が上がった。 

ただ、明るさの一つの指標である光束量を見るとLED式は3500ルーメン、蛍光灯式は7400ルーメンとLED式の2倍である。光の拡散角度が異なるので単純比較はできないが、やはり蛍光灯式の方が部屋全体が明るそうだ。

また、LED式は次第に暗くなって行き、寿命とされる4万時間経過した時点で70%まで光束量が減少しているという。そして、LEDだけの取替えは出来ず、シーリングライト全体を取り替えることになる。
蛍光灯式なら、寿命16,000時間ごとに球を交換すれば明るさは蘇るし、製品そのものも再利用できる。勿論、それまでに故障やライトカバーの変色など発生する可能性はある。

結論としては、どちらも一長一短で、後は使用する場所・条件や好みの問題だろうか。因みに調色機能付きLEDなら気分によって光色を変えられる。リビングやダイニングに良いかも知れない。


我が家の場合、書斎で1日5時間程度しか使用せず、LEDの寿命とされる4万時間も使用する前に、自分の寿命が先に着てしまいそうなので(涙)、明るさ優先で光束量の多い蛍光灯式にしようと思っている。
因みに、34,000時間当たりまでは蛍光灯式が有利だ。







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