このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
二年ほど前に形勢不利な中で運よく倒したマンモスを、相手のホームゲームでまた倒した。再戦までの間に彼らは何も学ばなかったのだろうかと不思議でならない。
以前にも紹介した、日露戦争における日本海海戦での完全勝利のあとに書かれた日本の名文の一つとされる「連合艦隊解散之辞」は以下のように結んでいる。
神明ハ唯平素ノ鍛錬ニ力メ戦ハヅシテ既ニ勝テル者ニ勝利ノ栄冠ヲ授クルト同時ニ、一勝ニ満足シ治平ニ安ンズル者ヨリ直二之ヲ褫フ。
古人曰ク勝ツテ兜ノ緒ヲ締メヨト。
明治三十八年十二月二十一日
連合艦隊司令長官 東郷平八郎
読み方「神明はただ平素の鍛錬につとめ、戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足し治平に安ずる者より直ちにこれをうばう。
古人いわく、勝って兜の緒を締めよと。」
訳「神は平素ひたすら鍛錬につとめ、戦う前から既に戦勝を約束された者へ栄冠を授けるとともに、一勝に満足して太平に安閑としている者からは、ただちにその栄冠を取上げてしまう。
昔のことわざにも、『勝って兜の緒を締めよ』とある。」