リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

寒い!

2018年01月08日 14時15分13秒 | 日々のこと
日本に戻ってきましたら、ホント寒いです。いままでぬくぬくした生活をしていましたもんですから・・・おまけに出発の前日にインドネシア料理を食べすぎてずっとおなかの調子が悪かったですので、よけいに寒さが答える感じでした。

帰国して4日経ちましたので、ようやく寒いことは寒いですがようやくこんなものだと思えるようになりました。時差ボケもほぼ解消しています。

向うにいたときは指がへたらないように毎日サイレント・ギターで音階とアルペジオ練習をしていたおかげで、久々にリュートを弾いてみましたが、特に弾き方を忘れてしまったというようなことはありませんでした。

以前業者さんに頼んでありました、昔のオープンリールのWAVファイル化が届きました。1966年から70年にかけてのギター演奏を録音したテープです。前々から一度聴いてみたいと思っていたものですが、なにしろハードウェアがもうありませんので、聴くことができませんでした。

ギターを弾き始めたのが1965年秋頃ですので、始めてから半年~4年くらいの間の演奏です。その間受験勉強で全く弾いていない時期がありましたので、実際に弾いていたのは実質2年半くらいです。

50年以上前の演奏ということになりますが、それなりにがんばって弾いていますね。(笑)特に興味深かったのは、SLの汽笛が録音されていた演奏があったことです。実は一時期関西線のすぐ近くに引っ越していた時期がありまして、その時の録音です。70年の夏頃の録音ですが、そのころはまだ関西線にSLが走っていたということですよね。時代の流れを感じさせます。

GTR

2018年01月05日 12時56分47秒 | 日々のこと
娘婿は飛行機の専門家ですが、自動車も大好きで、本田のNSXと日産のGTRを所有しています。NSXは初代のもので自分でレストアしてボディもピッカピカです。日本に来た時には鈴鹿のNSX専門店に行き、パーツを探したりもしていました。以前は古い空冷エンジンのポルシェ911も持っていましたが、これは手放しました。古いのを買って完璧にレストアして売ったので、結構儲かったのかな?


一番向うがGTR,赤いのがNSX,手前のお尻だけのが娘がのるスバルBRZ。

今日は彼の自慢のGTRに乗せてもらいました。エンジンは600馬力、トルクは500ニュートンだそうで、もちろんトランスミッションはマニュアルです。



乗せてもらってから、彼はいきなり140キロまでスピードをあげました。(道は高速道路ではありません)「こんな道でアブナイ、ダメダメ・・・」と言おうとする前にすでに140キロに達していました。(笑)その加速度たるやまるで異次元です。そう、バック・トゥ・ザ・フーチャーの世界です。1950年代に行ってしまいやしないかドキドキしました。GTRってこんな風に走るのですねぇ。アメリカならいざ知らず、日本ではレース場以外に本領を発揮する場所はないでしょうね。

以前NSXもポルシェも乗せてもらいましたが、こちらは勇ましい音の割にはまぁ大体理解できるくらいの走りでしたが、GTRはまるで異次元。でも彼に言わせると、コンピュータで完全にコントロールされているGTRより、NSXやポルシェの方が面白いとのことでした。

HAPPY NEW YEAR! 2018

2018年01月01日 08時47分46秒 | 日々のこと


新年あけましておめでとうございます。ことしもよろしくお願い致します。



カリフォルニアはまだ12月31日です。今日も朝摘みオレンジです。木一本分日本に持って帰れるといいのですがねぇ。結局全部食べつくすことはできない感じです。

こっちでぬくぬくしているとお正月という実感は全くありません。昨日は近くの日本人教会に行ってきましたが、もう外は暑くて半そででないともちません。もっとも朝晩はそれなりに気温が下がりますが。

1月の中頃にはコンサートのリハーサルがあるので、指がなまらないように、サイレントギターを持って行って少しずつ指慣らしをしています。昔弾いていたギター曲も弾いたりしています。ラウロのヴェネゼラ風ワルツ3番はなぜかまだ暗譜していますので練習していたら結構上達しましたが、でもこの曲がうまくなっても仕方ないんですよねぇ。あまりギター癖がつかないようかつ指がなまらないようにするのってなかなか大変です。誰かサイレント・バロック・リュート作ってくれないかな。