リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

One Mix 4S修理完了

2024年11月11日 19時18分11秒 | 日々のこと

修理依頼をしていましたノートパソコンの修理が完了し、戻ってきました。

修理を依頼したのが10月初めですからちょっとゆっくりしていますが、ものすごく遅いというわけではないといういう、まぁ微妙なところです。ノートパソコンは中国深圳のメーカー、One-Netobook のOne Mix 4Sという製品。私は昔から小さいノートパソコンが好きで、東芝リブレットとかソニーのVAIOの小さいのを仕事に使っていました。

One-Netobook のOne Mix 4Sは、ディスプレイがタッチパネル10.1インチ、質量760グラム、ドライブがSSD M.2 2280 PCIe の512G(2Tモデルもありますがそこまではさすがに要りません)、CPUはインテル第12世代で、UMPCにありがちなスペックダウンは全くありません。電源もACアダプタではなく45W PDの急速充電が可能、指紋認証もついてます。

この大きさはぎりぎりでローガンの私でも文字が読めるし、愛用のキプリングのバッグに突っ込むこともできるという、私にとっては誠に理想的なスペックです。他に競合機種はないのかというと、かろうじてPanasonic のLet's Noteシリーズに近い機種がありますが、12.4インチで少し大きくキプリングのバックにはちょっと厳しい。何よりお値段が30万超えのお品です。One Mix 4Sはその半分以下のお値段です。

スペック的には誠に言うことなしのノートパソコンですが、実は工業製品としては品質管理が全くできていない感じの品で、購入当初マウスパッドが妙な反応をしたり右クリックがうまくできないことがあるので、販売店に連絡をしたら一度出荷状態に戻してくれとおっしゃる。ところがマニュアルに書いてある通りに操作しても出荷状態に戻りません。(実はあとで分かったことですが、マニュアルの記述が間違っていたのです)仕方がないので、だましだまし使えばなんとか行けるのでその状態で1年くらい使っていました。1年くらい経つとマウスが全く使えなくなり、そのうち本体の電源が入らなくなったので修理依頼に至ったわけです。

アマゾンのユーザーレビューをみても故障の話が一杯出て来ます。私の場合も例外ではなかったのです。結局マザボ交換、マウスパッド交換で約5万と相成りましたが、今は何事もなかったかのように快調にスペック通りの動作をしています。この最初からアカンというのは製造業としては失格(おまけにマニュアルの記述も間違っている)ですが、このOne Mix 4S の後継機であるOne Mix 5の方はアマゾンレビューで故障の話は全くありませんので、この手のお好きなノートパソコンをお探しの方はOne Mix 5を買われるとよろしいのではないでしょうか。One Mix 4S は最初から使われている部品がきちんと検査されていない感じです。

 


ビットコイン値上がり中!

2024年11月10日 16時28分31秒 | 日々のこと

私、実はビットコインを所有しています。ここ最近ビットコインは値上がりを続け、すでに2割近い含み益を得ています。それほどウハウハではありませんが。

一時期はかなり下がっていてそのときは少々落ち込んでいました。こういうのって精神衛生上よくないですね。アメリカの政権がトランプ政権にかわるので値上がりが始まったのかどうかわかりませんが、もしそうだとすると来年以降は大いに期待ができます。

十分値上がりし売却して利益確定したらどうしようかと、ついついいろいろ考えてしまいます。車を新しく買うのも手かもしれません。今のミニ・クロスオーバーもすでに7年乗っていますので、新型のその名も改めミニ・カントリーマンに替えるのもいいですねぇ!

でも少し足りません。ビットコインは値動きが荒くほとんどというか120%バクチですから値上がりしている今売るのがいいかも知れませんが、でもこれから何倍にも値上がりするかも知れません。期待に胸が高鳴ります。

ちなみに現在私が所有しているビットコインの時価総額は337円、48円もの含み益を上げています。メルカリの売り上げの端数で購入しました。カントリーマンの一番安いDタイプだとまだ4,929,663円不足しています。30円くらいでも下がると随分損した気分になり落ち込み、48円も値が上がると単純に喜んで舞い上がる、こういう人間はそもそも投資向きではなくビットコインなんか買ってはいけないですね。

 


通訳を介す

2024年11月08日 10時52分10秒 | 日々のこと

石破首相とトランプ次期大統領が電話で会談をしたそうです。会談時間は5分。石破さんは英語ができないので通訳を介していると思いますが、そうなると5分のうちの半分、すなわち2分30秒が正味の会談時間ということになります。2分30秒ではさすがにまとまったことは言えないでしょう。ひとことふたこと挨拶と当選おめでとうを言った程度でしょう。

最近あまり海外の演奏家が公開レッスン(おおげさにマスタークラスなんていっていますが)をすることはなくなりましたが、今までの例ではレッスンを受ける方はほぼ100%通訳を介していました。以前私がプロデュースしたホプキンソン・スミスの公開レッスン(於名古屋)も私が通訳を務めましたが、サシでレッスンを受けた方はひとりもいませんでした。通訳なしで受けようとした方もいましたが、却って時間がかかりかつ不正確になったので途中で私が介入したこともありました。

石破・トランプの5分会談と同じように、公開レッスンが60分だとするとレッスンの中身は30分程度のものになります。よく外国のナントカさん、ナントカさんと何人か名前をあげて公開レッスンを受けたことをプロフィルに書いているプロの方がいますが、日本で通訳付きで受けた場合はレッスン実時間はレッスン時間の半分です。外国で通訳なしで受けた場合もことばが不自由なら先生のおっしゃっていることあまりわからず身につくことは少ないでしょう。

そもそも公開レッスンというのは基本的に1回完結なのでレッスンする方も丸く60分くらいで収まるようにするものです。従って厳しい課題が与えられるということもないわけで、そういった類いのレッスンを何回受けたところで大した収穫はありません。まぁアマチュアの人がちょっとでも直接大先生の薫陶を受けてみたいというのなら大いに意味があるかも知れませんが。やはり一定期間学校に入り特定の先生に継続的にレッスンをしてもらって初めて力がつくものです。これは日本にいて日本人の先生から指導を受ける場合も同じです。まぁ当たり前と言えば当たり前ですけど。

音楽はことばではないので外国語の勉強は不要だと思われがちですが、そういう考えでスコラに入って(いまはどうか知りませんがスコラは語学の基準はありません)とても苦労した人を何人も知っています。というわけでプロもアマもそして政治家も語学をしっかりと磨きましょう!

 


トランプ勝利?

2024年11月06日 18時41分34秒 | 日々のこと

トランプ氏が勝利演説をしているところを見ると勝利したということですよね。まだ全部の州の開票が終わってないうちに勝利宣言ということは圧勝ということでしょう。

今日までの日本のマスコミの報道を見てみると大接戦という報道が主流でしたが、これだけ結果に差がついているということはもう少し事前に分かるはずですが、民主党よりのニュースソースばかり流している日本のマスコミでは無理かもしれません。報道の姿勢が問われます。

アメリカのインフレはすごいもののようです。娘に聞いた話では、ショートケーキ1切れで12$というから驚きです。日本円だと1800円くらいです。冷凍うどんも同じく12$です。この異様なインフレを鎮めてほしいという願いもトランプ支持の原動力のひとつになったに違いありません。

娘の住んでいるカリフォルニア州は民主の牙城といわれていますが、青色が濃いのは北部が中心だそうで、中部南部はそれほどでもないそうです。実際近所の家の前にはトランプ支持の看板が立っているそうです。

こうなってみると日本にとっては安部さんが暗殺されたのは大きな痛手になりそうですが、今後日本はどうやってアメリカと付き合っていくのでしょうか。


コロナワクチン

2024年11月05日 16時35分49秒 | 日々のこと

近所の病院でコロナワクチンの接種をしてもらいました。

予め電話しましたが予約は不要で来たらすぐにうってもらえるとのことなので、病院まで歩いていくことにしました。病院の前の駐車場は一杯でもう一台分も空いていませんでしたので、車で来なくてよかったです。そもそも車で行くような距離ではありませんが。

院内に入ったら簡単な問診票を記入して診察室の前で待つこと30分、接種はあっという間でした。先生にワクチンの種類を尋ねていたそのすきに看護師さんはすでに後ろに回っていて「はい行きますよ」と言い終わるか終わらないうちに接種を始めました。構えるひまもなく終わってしまいました。ワクチンはファイザー製のものとのことでした。

桑名市では2100円で接種してもらえましたが、地域によっては無料からずっとお高い額まであるようです。12月にスウェーデンに楽器を取りに行きますので念のためにうっておいた次第です。

 


「トゥ」と「てぃ」

2024年11月04日 16時06分01秒 | 日々のこと

英語を日本語のカタカナで表記するのはなかなか難しく不統一な感じがします。例えば country は「カントリー」と表記するのが一般的ですが、かつては「カンツリー」と表記していた時期もあります。ゴルフ場で「なんとかカンツリー倶楽部」という表記を見たことがありました。

でも同じ発音でも tree は最初から「ツリー」で今もそうです。クリスマス・トリーなんていいません。ひょっとして countryは、サントリーにひっぱられてカントリーになったのかもしれませんが、サントリーはもともとが日本語です。

以前桑名市内にカタカナで「カトゥ皮膚科」という看板を掲げた病院がありました。この「トゥ」という表記はどう発音されるでしょう。[tu] なのか [to.u] それが問題です。私は多分加藤皮膚科だと思うので [kato:]と読んでいましたし、実際院長先生も加藤先生でした。

ところがいつぞや電車で向かいのシートに座っている女子高校生の会話を何気に聞いていましたら、[katu]ヒフカがどうたらこうたらという話が聞こえて来ました。[katu]ヒフカって聞きなれない名前だけど、どこだろうって考えていて、思い当たりました。恐らく「カトゥ皮膚科」のカトゥを [katu] って呼んだのでしょう。女子高生たち院長先生が日本人の加藤先生じゃなくて、どこか外国からいらした [katu] 先生だという話をしていたのかも知れません。

加藤先生は、ひらがなで加藤は「かとう」だからカタカナだと「カトウ」だが、なんか違和感を感じて「ウ」を小さく表記したのかもしれません。

最近「てぃ先生」という方がテレビに出ていますが、この方は何とお呼びすればいいのでしょうか。私はてっきり [tei] 先生 だと思っていたのですが、調べてみたら [ti:] でした。これを「ティ」と表記されてたら多分短く [ti] 先生と読んでいたと思います。この方、アルファベットで表記すると T-SENSEI だそうで、カタカナだと「ティーセンセイ」に普通はなると思うのですが、ひらがなと漢字表記では「てぃ先生」になるということらしいです。「ティー先生」でいいような気がしますが、まぁハ短調を「ドタンチョウ」と無理やり読ませていた某演奏家みたいな独自ルールですね。

お茶の tea は「ティー」と普通表記しますが、これを「てぃー」と表記するとすごく違和感があり絶対 [te.i:]と読んでしまいます、私の場合。ticket は「チケット」、tiala は 「ティアラ」、team は「チーム」と表記しますが発音は [ti:mu][tsi:mu] の両方があります。なんかこのあたり乱れてますねぇ。(笑)


野球嫌い

2024年10月31日 16時36分22秒 | 日々のこと

テレビをつけましたら、アメリカで野球の大きな試合があってオオタニさんがどうたらこうたら言ってます。大体野球には全く興味がないので公共の電波でその類いの話題ばかりは困ります。まぁ見なければいいんでしょうけど。

野球って世界的に見ればマイナーなほうのスポーツなのになんでこんなにみなさんお好きなんでしょ?名古屋でのレッスンがあるとき、たまに電車で行くときがありますが、運が悪いとナゴヤドーム(バンテリンドーム?)での試合のため中央線の大曽根駅が大混雑するので大迷惑です。

フランス在住の製作家スティーブ・マーフィーのスタジオに行ったときに、リビングルームに大きなヘラのようなものがあったので何かと尋ねるとクリケットで使うそうな。彼はオーストラリア出身だったと思いますので、クリケットが大好きらしいです。

イギリス連邦系の国々ではクリケットがとてもメージャーらしく、競技人口でみると野球よりははるかに多いようで地域的な広がりも広範です。アメリカのチームで一番を決めるのをワールドリーグというのはちゃんちゃらおかしいです。

昔作曲家の黛敏郎が何かの会合で国鉄スワローズの金田正一投手と初めて会ったときのこと。金田投手が「国鉄の金田です」と自己紹介したら、黛氏「最近はストやなんかで大変でしょう?」とおっしゃったそうです。私はそこまでは野球オンチではありませんが、似たようなものです。

こんな私ですが、小学校の低学年の頃は少年サンデーに連載中であった寺田ヒロオの「スポーツマン金太郎」の影響で野球にとても興味がありました。60年以上前の今頃でしたか、日本シリーズ巨人南海戦で巨人が4連敗した最後の試合を友達の家で見たのを憶えています。テレビはもちろん白黒でした。友達は家が小学校のすぐそばなので、放課後すっとんで行ったものです。確か低い位置から投げる杉浦という投手が4試合を投げきった記憶があります。


思っているより

2024年10月30日 12時31分23秒 | 日々のこと

いつぞやの「水ダウ」こと水曜日のダウンタウンで意外と背が高い芸人のネタをやっっていました。テレビで見ているとそれほど背が高い感じを受けない芸人に実際に会ってみると思っているより背が高いことがあるというのです。大柄な男性と女性のタレントそれぞれ一人ずつが街頭に出て、実際に会ってみた印象を街の人に聞いて見るという趣向です。

この逆になりますが、思っているより背が低いという人もいます。昔初めてヨーロッパに行った帰りの1976年8月のことです。航空会社は大韓航空でしたが、行きは羽田-アンカレッジ-パリ-アムステルダムという経路で帰りは南回りでパリ-バーレーン-バンコク-羽田の予定でした。(当時はまだ成田空港は開港されていませんでした)

ところがオーバーブッキングなのでヨーロッパ発はパリではなくチューリッヒに変わります、3日後です、という無茶苦茶な話をカウンターでされて困ってしまいました。チューリッヒは飛行機か鉄道で自分で行ってください、と無責任なことをおっしゃる。

実は数人同じ目にあった日本人がいまして、団体交渉をしてチューリッヒまでの交通費と3日分のホテル代を持ってもらえるようになりました。それで同日さっそくチューリッヒ空港に行きました。到着して通路を歩いていると前の方からなんか見たことがある人がやってきました。よく見ると小澤征爾さんです。

すれ違うときに「こんにちは」と声をかけましたら、気さくに「こんにちは」と笑顔が帰ってきました。それだけでしたが、印象に残ったのは気さくさもさることながら、身長の低さでした。

小澤征爾さんを見るのは指揮台で指揮をしているときか何かのインタビューのときくらいで、周りに背丈を比較するものがありませんのでいつも「大きさ」を感じていました。人間が大きいと背丈も高いと勘違いしてしまいがちですが、勝手に大柄な人だと思い込んでいたのですね。確かナポレオンも小柄だったとか。

人間やはり中身です。小柄でも人間が大きい人はいっぱいいます。中には見てくれは大柄で立派でも見かけ倒しの人もいますが。(笑)


のようなもの

2024年10月19日 23時21分23秒 | 日々のこと

最近荒っぽい強盗事件が頻発しています。店の入り口のガラスをバールのようなもので壊し侵入したらショーケースをバールのようなもので破って中の貴金属を盗んで・・・というようなことをアナウンサーが話しますが、この「バールのようなもの」、って何でしょうか?

バールではないのでしょうか?「のようなもの」と言っているのでバールではないように思われます。では一体何なんでしょうか。

今日のニュースでも某政党本部の建物に火炎瓶のようなものが投げられたと報道していました。これは火炎瓶ではないのけどそれに似ている何かということですが、ではそれは一体何だったのでしょうか?ニュース映像で映っていたものは、昔過激派が投げていた火炎瓶とは違いますが、それは多分火炎瓶でしょう。

「コンサート会場に入るとリュートのようなものを弾いている演奏家がいて、その曲はヴァイスのようなものであった」、というとその演奏家はヴァイスに似ているけどヴァイスではない曲をリュートに似てはいるがリュートではない楽器で演奏していたということになります。

最近ニュースでよくつかわれる「のようなもの」というフレーズにはどうもひっかかりを憶えます。ここはもう少し話者の主観を入れるべきではないでしょうか。「のようなもの」は何か断定はおろか推測からも逃げている感じがしますが、この流れは物事を断定的に言うのを避ける最近の流れと一致しているようです。でもこの場合はもう一歩進んで主観的な推測を交えて「バールと思われるもの」くらいは言ったほうがいいように思います。


静脈注射

2024年10月18日 22時24分45秒 | 日々のこと

私もこう見えてもたまに点滴や採血をしてもらうことがあります。でも私の腕は静脈が見えずいつも看護師さんに迷惑をかけてしまいます。というか迷惑なのはこちらの方ですが、針が静脈にうまく刺さらず何度もトライされるはめになりとても痛いのです。

そういう事情があることを事前にいつも看護師さんに伝えるのですが、一発で上手くいくことはそう多くありません。親指を内側にしてぐっと手を握ってくださいと言われその通り思いっきり握ります。静脈が見えてこないので腕の表面をかなり強めにペンペンペンとたたかれます。少しくらいはそれで見えてきたので、とりあえず針を刺してみるか、みたいなノリで針が腕に刺さります。

あれ?上手く静脈に届いてないな、とつぶやく声が聞こえますが、針は容赦なく私の腕に刺さり痛みは増します。2,3分間何度かぐいぐいとトライするもだめなので、じゃ別の場所にしましょう、ということで針を抜いて別の場所を探します。え?今までの痛みは何だったのでしょう?

というようなトライアルを4度くらい行い、一般的には痛みが強いとので避けられている手首近くでやっと静脈に行き当たりめでたく採血に至ったというのが今までの最高記録です。上手な看護師さんだと一発で行くこともあるのですが、新米の方にあたると何度もトライアルされたあげくベテランを呼んで再トライアルと相成ります。

私よりもっとひどい話がネットに載っていました。アメリカの某州の死刑囚が8度トライアルをしてもついに静脈が見つからず死刑執行が断念されたそうです。その州では死刑は薬物を静脈に注射して執行するそうです。この場合はラッキーと言うべきな感じもしますが、死刑執行は別の方法で後日行われるとのことです。一度執行してできなかったのだからもう許してあげればいいような気もしますが、そうは行かないんでしょう。私がその州で死刑囚になったら、やはり同じような苦労があるかも知れません。