リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

キヤノンのスキャナー

2007年01月31日 11時51分54秒 | 日々のこと
キヤノン複合機の不具合(というべきかどうかわかりませんが)をメーカーに問い合わせているんですが、いまだに返事がありませんねぇ。以前も同様の問題があって、それなりに解決を見たんですが、今回また同じような問題が。

どういう問題かというと楽譜が上手くスキャンされないんです。段が詰まった楽譜はいいんですが、比較的間があいているのがだめなんです。なぜか一部だけしかスキャンされないのです。しかも少し斜めになる。

前回はテレマンのカンタータのスコアで、比較的間があいているのがあって、それが上手くスキャンできませんでした。そのときは対処法として、原稿サイズを「自動」から「A4」に固定することをサポートで教えてもらい、それに関しては上手くいきました。そのとき以降は問題が出ませんでした。

今回上手くスキャンできなかった原稿は、テレマンのそれよりもさらに間があいている感じです。でも困ったもんですねぇ。私は主に楽譜をスキャンしたりコピーしたりするので、それができないととても困るんですよね。プリンタの他の機能に関しては全く問題がないので、どうも設計上の問題のような気がします。スキャンに使った原稿と、そのスキャン結果を送ったんですが、まだ返事は来てません。向こうでもいろいろ対処してるんでしょうか、それとも単に忘れてる?(笑)

BGM

2007年01月28日 13時34分32秒 | 日々のこと
テレビの愛知県政だよりを見てましたら、BGMに高中正義の曲が使われていました。それも結構古い曲で、おー懐かしいと、画面そっちのけで音楽ばかりきいてました。そういや彼の曲は結構BGMで使われてますね。

彼はロックギタリストかフュージョンギタリストなんでしょうかねぇ、分類はよくわかりませんが、私の好きなミュージシャンの一人です。バロックやルネッサンス音楽愛好家にはちょっと縁遠い人でしょうけど。(笑)

高中が最も輝いていた時期は70年代の中ごろ、彼がまだ若い頃でしょうね。そのころ、フュージョンという、ロックとジャズの中間みたいな音楽がはやってきまして、渡辺香津美とかリー・リトナー、森園勝利(この人はロック系かな)なんかとともに高中もよく聴きました。

そのころ私はすでにクラシックギターをすててリュートに移っていましたが、影でこういうのもこっそりと聴いてました。一時真剣にそっちのほうに転向しようと思ったくらい聴きこんでいた時期もありました。

高中はアドリブができなかったので、ライブでのおもしろみはなかったですが、稀代のメロディストであることが強みでしたね。だから現在でもこうやってBGMにときどき使われるんですよね。やはりいいメロディを書けるひとは偉いんです!

朝湯、朝・・・

2007年01月26日 12時42分08秒 | ローカルネタ
朝っぱらから、母親に老人福祉センターに車で送っていけと言われたので、外に出たついでに近所の温泉にでも行くことに。ウチの近所には結構いくつか温泉があります。全国区なのは長島温泉、市町村合併で桑名市内になってしまいました。ウチのあたりには活断層が何本か走ってますので、その関係で掘れば湯がでるんじゃないかなと思います。

長島温泉はもともとガスを掘っていたとかで、実際に出てきたのはガスではなくお湯が出てきて、関係者は落胆したらしいです。でも知恵者がいてその出てきたお湯でビジネスができないかって考えて、温泉地ということで売り出し成功したんですね。

近くにはあと長島温泉から揖斐川長良川河口の対岸にあたるところに、「元気村」という温泉があります。歴史は結構古くもう40年くらいやっていると思います。デビュー当時は100円で入れるのが売りで、「100円温泉・桑名温泉」とかいう名前だったと記憶しています。でも今日はここはやめて、隣の町の「あさひの湯」に行くことにしました。
10時過ぎから行ったのは初めてですが、結構いろんな世代の人が来ていました。最初は老人ばかりだと思っていたんですが、そうでもないんですね。これで湯上がりに一杯やれば、もうほとんど小原庄助さんの世界ですね。(笑)

今日は26日でふろの日でした。多分全国的なものじゃなくて、あさひの湯制定の日だと思いますが、無料入場券を1枚くれました。次回はタダで入れますねぇ。サウナもありますので、サウナに入りましたら、ヨン様のドラマをやってました。ヨーロッパのサウナはやや薄暗いところでしゃべらないのが基本のようですが(「お静かに」って表示があるところもあります)、日本のサウナは大抵テレビがあってみんなそれを見ておしゃべりもしながら入りますね。ここらあたりの違いはなんかおもしろいですね。

ヨン様のドラマを見るのは、実は初めてですが、10分くらいで切り上げて外に出ました。続きを見たかったんですが。(笑)

ソフトウェアのサポート

2007年01月23日 13時51分35秒 | 音楽系
コンピュータミュージックを作るためのシーケーンサーにLogicという有名なソフトがあります。もう随分前から私もLogicのユーザーですが、4年程前だったでしょうかねぇ、Logicを開発しているEmagicという会社がアップルに買収されました。それまでは、LogicはWindows版とMac版両方ありまして、最初私もMac版でしたが、途中から自分のシステムをWindowsに切り替えたので、Windows版を使っています。

Emagicがアップルに買収されたということは当然Windows版はあっさりと開発中止になりまして、ver.5.5.1のままです。Mac版は、名前もLogic Proに変わって、バージョンは7です。Windows版は開発中止だけじゃなくて、サポートも中止。こういうのってホントに無責任というか、困りますよね。昨年オーディオ・インターフェースをUA-1000にしたら、Logicで上手く使えなかったんですが、(原理的には絶対に使えるはずなんですが)どこにも聞くことができず大変困りました。結果的にはひょんなところから解決法が分かりまして、使えるようになったんですが、サポートに聞けば5分で解決できる内容でした。でもそれなりに専門的なことなので、一般的な書籍に書かれているような内容ではなく、専門の人にここぞっていうアドヴァイスが欲しいもんです。

Logicもver.5で基本的には十分使えるので、使えるようになったのは大変ありがたかったですね。でもホントは最新版がとってもほしーいんですが、コンピュータをマックにして、オーディオ・インターフェースも変えないといけないし、物入りですから・・・それにしてもEmagicがYAMAHAに買収されるとよかったんですよねぇ。同じくシーケンスソフトの老舗であるSteinberg(Cubaseで有名)はYAMAHAが買収したんですが、逆になってれば・・・(笑)

コンピュータのソフトはサポートあってのものだと思いますが、S社の廉価ソフトはそのあたりをばっさりと切り捨てている感じです。なんせ1800円くらいのものばかりですから、つい買ってしまうかもしれませんが、実際はノンサポートに近いです。一応形だけはホームページ上でサポートをしていることになっていますが、FAQ集にないような問題が出たときは、メイルでも電話でも聞くすべがなく、自力解決しかありません。安いのにはちゃんと理由があるわけです。ウィルスソフトも出ていますが、ノートンのウィルスソフトはちゃんと丁寧にサポートしてくれますが、S社のは多分やってくれないんでしょうね。それなら、Avastなどのフリーソフトの方がいいような感じがしますけどね。

納豆疑惑!

2007年01月21日 12時50分01秒 | 日々のこと
納豆ダイエット疑惑、出てきましたねぇ。「あるある」のデータは捏造だったとのこと。やられましたねー。番組で言われたとおり納豆を食べてた私なんかアホみたいだったですが、でも最近ちょっとスリムになって来て喜んでたんですよね。何が原因かはよくわからないですけど。

しかしまあ、ああいう番組って所詮遊びみたいなもんですから、データ捏造だってそんなに目くじらを立てることもないような。何でもバラスからねぇ、最近は。世の中知らぬが仏で通って行くことも結構ありますから・・・というようなことをお前は言ってるから、世の中の悪が増殖していくのだ、なんてしかられそうですけど。

1週間前くらいの日経新聞の夕刊のコラム子が、宮沢賢治の詩をまねて、「東に納豆がいいと言われれば、買いあさりに行き、・・・そういう者に私はなりたくない」というような内容(言葉はもう少し違っていたと思いますが)を書いていましたが、さすが日経です、あの時点で書いたというのはエライです。世間の風潮に踊らされてはいかんわけです。

ともあれ、これで納豆の品不足はなくなり、普通に食べたい納豆が買えるようになるでしょうから、めでたしめでたしではあります。

納豆のタレ

2007年01月18日 08時57分03秒 | 日々のこと
納豆ネタをもうひとつ。納豆のタレなんですけど、あれの袋を切るのって上手くいかないときってありません?最近買い集めた、桑名市小杉食品製の納豆についているタレとカラシの袋は上手に手で切れるんですけど、メーカーによっては、切り始めはいいんですが、切り終わりがスムーズに行かないものがあります。

フィニッシュがスムーズに切れないので、力を入れて切るとピッと飛び散ってしまう、というようなことをやっているのはひょっとして私だけかもしれませんが、あれ、全メーカーでそういうのがないようにして欲しいですねぇ。どこからでも切れて、切り終わりもスッと行く袋ですね。(笑)

まぁ、ああいうのはハサミを使えばいいんですけど、何となく面倒で、つい手で切ってしまうんですよね。餃子のタレなんか飛び散ったりすると困ります。私は指先につくだけでもイヤなたちなんで、紙のように切れるフィルムばっかりだといいんですけどねぇ。

こういう細かいところを改良するというのが、フィルムメーカーのビジネスチャンスなんですよね。スムーズに切れるフィルムを作ったメーカーさん、がんばって納豆業界や餃子業界に売り込んでくださいね。

納豆

2007年01月17日 12時17分16秒 | 日々のこと
先週あるある大事典で納豆を食べるとやせるという内容をやっていたらしい(私は見ていませんでしたが、家内が見ていました)です。その効果たるや凄まじいもので、(いえ、急にスリムになったのではなくて・・・)近所のスーパーで納豆が急激に品薄になってます。

どっかのブログを見てたら同じようなことがかかれていましたので、日本全国納豆品薄状態なのかも知れません。先週末、あまりはやらない某スーパーには結構ありましたので、少し買ってきました。その時点で、もうアピタでは売り切れでしたから、そこは穴場でしたねぇ。でも、昨日、家内が夜そのはやらないスーパーに行ったら、もう何もなかったとのことで、みなさんせっせと納豆を食べているようです。(笑)

番組を見ていない方のために、どうやって納豆を食べるのかと言うと、納豆をよくかき混ぜて20分置いてから食べるとよいそうな。それを一日2パック、2週間続けると効果あり!ということです。私の場合1週間をすぎましたが、特に目に見えた効果はないですねぇ。いやいや、潜在的に効果はあったのかも知れず、納豆を食べてなかったら、もっと太っていたのかもしれません。

あと5日で2週間になりますが、ここで納豆が品切れになるというのも癪なので、朝スーパーに行って5日分(=20パック(家内と私の分))ゲットしてきました。10時半くらいに行ったというのに、その某スーパーでも人気の大粒納豆はあと2つしかありません。あとは超小粒のばっかし。見ていると、おっさんが近づいてきて、その超小粒をどっと買って行きました。とりあえず、その大粒を買って、残りはバローで調達。ここでもすでに品薄気味。夜までには確実になくなるでしょうね。

ということで、2週間までの残り5日分を確保しましたので、効果が楽しみです。って実は納豆業界に一番効果があるんですよねぇ。

土、日のコンサート

2007年01月15日 20時38分14秒 | 音楽系
土曜日の伊勢でのコンサートはバロック・リュート、昨日の名古屋のコンサートではアーチ・リュートと、ちょっとしんどい形で2つのコンサートが続きました。楽器を変えて(もちろん曲も全然異なります)2日連続というのは結構きびしいものがありますねぇ、毎度のことですけど。(笑)

バロック・リュートとルネサンス・リュートとでは弦長だけ見ても、バイオリンとビオラの差より大きいですから。それに調弦の方法も全く異なるわけですから、世間的には別個の楽器と見るべきですよね。ま、こうやっていくつかの楽器を弾いていないと商売にならないもんで致し方はないんですが。

伊勢でのコンサートはいつもHさんにお世話願っています。10年くらい前に初めてさせて頂いて、今回で5回目になります。Hさんは地元でギターの活動を長くされている方で、「伊勢ギター友の会」という愛好会も組織されています。今回も会場になる、伊勢健康福祉センターに熱心な方がたくさん聴きに来ていただきました。モーリスの楽器でのコンサートは今回が初めてということもあり、演奏もトークもちょいと力が入りすぎ、会場の終了時間が迫ってきまして、後半は少し黙り気味で進めました。

コンサート終了後は、いつものように特に熱心な方々と音楽談義です。Hさんは地元に古くから長くギターをされている方がいらっしゃるので、本当にうらやましいですね。打ち上げの2時間があっという間にすぎてしまいました。いつものなら、もっと遅くまでアルコールも飲んで語り尽くすんですけど、(当然市内に宿泊します)今回は翌日のコンサートがありますので、別れを惜しみながら帰宅いたしました。

翌日のコンサートはマチネーなので、朝9時30分会場入り。会場は名古屋市熱田区の熱田文化小劇場です。アマチュアの女声コーラスグループ、「コールリリアス」の第2回コンサートで、リュートソングとトラッドの伴奏をつとめました。ソロも3曲演奏いたしました。会場は満員で熱気にあふれていました。コンサートのプログラムは、イギリスをメインテーマにした内容で、それに邦人の現代作品が加えられた、大変すっきりまとまったプログラムで、楽しめる内容でした。

それにしても女性のパワーってすごいですねぇ。本番の時の熱気もすごかったですが、打ち上げのときもさらにパワーアップって感じでした。何かこういう熱気って久しぶりでいいもんですねぇ。そういや、ちょっと質は異なりますが、イギリスリュートソサエティのミーティングも同じように熱気にあふれてましたねぇ。コールリリアスはまた来年もコンサートを行う予定だそうです。楽しみですね。

オンライン楽器教室

2007年01月11日 13時32分17秒 | 音楽系
最近オンラインでの楽器教室が結構はやってるようです。ヤマハが展開している教室なんか、何千人という人が会員になっているとか。

でもこういうのってホントに楽器が習得できるのかなって思います。楽器を先生から教えてもらうということはいろんな情報を先生から伝えてもらうことになるわけですが、いくらオンラインで音声や動画があったとしても、情報が少なすぎるんじゃないかな、って思うんですよね。

ま、勘のいい人ならある程度は習得できるかもしれませんけど、それでもそれなりにって程度じゃないかなって感じがします。昔、東京ギターなんとかってところがやっていたギターの通信講座がありました。私はやったことはありませんでしたが、結構はやっていたようです。レコードだったかソノシートだったかがついていた講座ですが、あれで上手になってギタリストになったという人が一人くらいはいてもいい感じがしますが、そんな話は聞いたことがありません。

去年テレビで赤ちゃんの能力をとらえるドキュメンタリーをやっていました。この中で特に興味深いものがありました。(この番組は全て興味深かったですけどね。(笑))英語を母国語とする母親から生まれた赤ちゃんに中国語のビデオを見せました。赤ちゃんの脳はそれなりの反応は示しました(と記憶してます)が大した反応はありませんでした。次にそのビデオに出演していた中国人が、ビデオの時と全く同じ衣装で同じ内容を今度は赤ちゃんの目の前でやったんです。すると赤ちゃんの脳の反応は全く異なり、格段に関心を示しました。

この実験が大人に当てはまるかどうかは分かりませんが、ビデオとライブとでは情報量が桁違いなのだということから、ある程度の推測はできると思います。ビデオレッスンで、先生の右指のフォームをもう少し右から見たいと思ってもそれはできませんし、ましてや先生が生徒の指を見たり音を聴いて即座にアドヴァイスというは不可能です。

ということで、語学でも何でもそうでしょうけど、いわゆる e-learning というのは、実はあまり多くを期待できないもののようです。コンピュータやインターネットを使って学習するというのは、先進的でカッコいいし、期待がもてそうなんですけど、実は大したことはない、みたいな。ま、今の世の中そんなの一杯ありますね。何事も中身を冷静に吟味することが肝要です。もっとも e-learning でも行けそうなのもあるんですけどね。そのあたりの話はまた後日。

弦を発注

2007年01月10日 12時47分53秒 | 音楽系
リサイタルに合わせて弦を各社に調達しました。最近はまたちょっと弦の組み合わせを変えています。ここ何年かずっとドイツのK社の弦を中心に使ってましたが、高音弦の精度がよくないのと、こんどジェイソン・テイラーの新作を演奏する関係上、バス弦をもう少しクリアに出したいので、P社の弦を中心に組むことにしました。張力バランスは最近のスペックのままで、計算しなおしました。4,5コースと10コースのオクターブ弦はA社のナイルガット、11~13コースのオクターブ弦も同じくA社のDタイプという弦です。これは以前と変わっていません。

アメリカのガット弦メーカーG社みたいに完全ネット注文ができると楽なんですけど、P社はそんなシステムがありません。そこで、いろいろ探したら、Matthias Wagnerという業者さん(製作家でもあるようです)のウェブ・ショップがインターネットで注文できそうだったので、ここに頼みました。P社に直で頼んだ方が安いとは思いますが、こっちの方が便利そうだったので、注文しました。で、決済もカードで出来るだろうと思っていたら、それはだめで、ファックスでカード情報を送れ、とあります。がっかりですねぇ。彼のサイトは弦の検索と発注だけで決済はなしでした。

あと、A社にはメイルのみで注文できます。すでにカード情報は伝えてあるからです。ま、Matthias Wagnerさんの店も次回からは注文が楽になります。

現在はすでに手持ちのP社の弦を張っていますが、来月の初め頃に新しい弦に張り替えようと思っています。これがまたなかなか大変なんですけど・・・