以前DOS/V Power Report最終号の話を書いたと思いますが、あれは実は最終号の予告で実際の最終号はその後の昨年12月に出版されました。
DOS/V Power Reportという雑誌は知る人ぞ知る、パソコン・パーツの専門誌です。パソコンの自作をする前は必ずこの雑誌を購入してパーツの下調べをしたものでした。
本屋で見つけたのは2月ですが、平積みになっていて立ち読みのあとが全くなかったので最近出たばかりだと勘違いしてしまいました。先に書きましたように発刊は12月ですから2ヶ月近くひっそりと本屋に平積みされていた姿が涙を誘います。思わず買ってしまいました。
33年前に始めて世に出たDOS/V Power Reportですが、これは奇しくもバブル崩壊で株価の低迷が始まった頃です。これまた奇しくも日経平均が34年ぶりに最高値を更新した少し前にその使命を終えました。日本の失われた34年をひとりで支え役割が終わったらひっそりと退場する、あっぱれです。まぁ別にこの雑誌が日本を支えていたわけではありませんが、なんかひとつの時代が終わったという感じはします。
自作用のパーツは実際は結構PCゲームが支えていて活況ですので、この手の情報の必要性は充分あると思いますが、ただ3年半前に製作した自作8号機のパーツ情報はDOS/V Power Reportからも得ましたが、You Tubeやブログからの方が多かった感じです。すでに時代が変化してきてたんですねぇ。