リュートをどう構えて演奏するかを一般的に定義するのは結構難題です。体格や上肢の長さ指の長さ・長さ比などファクターが多すぎ、見た目でこうだ!という線は多分出せないと思います。
現代の演奏家の演奏姿を見ると、みんな見事に異なります。まず、楽器を左足(左あしの腿)に乗せるか右足にのせるか、はたまたどちらにも乗せずストラップだけにするか。ストラップを使わない人はほとんどいませんが、みなさん結構ばらばらです。楽器をクラシック・ギタリストのように左足に乗せる人はごく少数ですが、右足とぶらさげの人は同じくらい?いや、やっぱり右足派の人の方が多いかな?
ぶらさげ式は椅子の高さの調整が不要で、立奏も可能です。いろいろ便利なことが多いですが、若干楽器が不安定になりがちです。特に楽器胴体のリブ(裏板)がきつい楕円の場合は非常に楽器がすべります。反対により平らな(よりぺったんこな)リブを持つ楽器の場合は意外と弾きやすいものです。私の場合、本番で立奏はしたことがありませんが、練習のときは半分くらいは立奏です。その方が疲れが少ないし、そのうちエレキのお兄さんみたいに体をくねらせながら本番の演奏をする、という野望も少しは抱いています。(笑)
足乗せ式の場合は、さらに楽器を安定化させるために補助ストラップを使う人もいます。ま、リュートという楽器はことほど左様に人間が弾くのに不都合な格好をしているんですね。丸い線や面ばかりでつるつる滑って、困りものです。
あと、右上肢(アーム)をどういう風に持ってきて弦を弾くかも、結構角度とか位置が異なります。アームを楽器のよりおしりに近い方から持ってくる(アームと弦の角度は小さい)人から、より上方から持ってくる(アームと弦の角度は90度に近づく)までいろいろ。弦のどの位置を弾くかも、ブリッジよりかロゼッタよりかいろいろなパターンがあります。
ま、なんでもアリみたいな世界ですが(笑)、こうなってくると初心者の人はどう演奏以前にまず楽器をどう構えるかで大いに悩むことになります。一番いいのは教えてもらっている先生の方法に従うことでしょう。門外漢から見たら皆同じスタイルで弾いているかに見えるピアノも実は奏者ひとりひとりによって相当異なるらしいです。ですから、リュートに限らず、まずはその先生の方法を学びつつ自分の体格などに合った方法を見つけていくということが一番の近道なんでしょうね。
現代の演奏家の演奏姿を見ると、みんな見事に異なります。まず、楽器を左足(左あしの腿)に乗せるか右足にのせるか、はたまたどちらにも乗せずストラップだけにするか。ストラップを使わない人はほとんどいませんが、みなさん結構ばらばらです。楽器をクラシック・ギタリストのように左足に乗せる人はごく少数ですが、右足とぶらさげの人は同じくらい?いや、やっぱり右足派の人の方が多いかな?
ぶらさげ式は椅子の高さの調整が不要で、立奏も可能です。いろいろ便利なことが多いですが、若干楽器が不安定になりがちです。特に楽器胴体のリブ(裏板)がきつい楕円の場合は非常に楽器がすべります。反対により平らな(よりぺったんこな)リブを持つ楽器の場合は意外と弾きやすいものです。私の場合、本番で立奏はしたことがありませんが、練習のときは半分くらいは立奏です。その方が疲れが少ないし、そのうちエレキのお兄さんみたいに体をくねらせながら本番の演奏をする、という野望も少しは抱いています。(笑)
足乗せ式の場合は、さらに楽器を安定化させるために補助ストラップを使う人もいます。ま、リュートという楽器はことほど左様に人間が弾くのに不都合な格好をしているんですね。丸い線や面ばかりでつるつる滑って、困りものです。
あと、右上肢(アーム)をどういう風に持ってきて弦を弾くかも、結構角度とか位置が異なります。アームを楽器のよりおしりに近い方から持ってくる(アームと弦の角度は小さい)人から、より上方から持ってくる(アームと弦の角度は90度に近づく)までいろいろ。弦のどの位置を弾くかも、ブリッジよりかロゼッタよりかいろいろなパターンがあります。
ま、なんでもアリみたいな世界ですが(笑)、こうなってくると初心者の人はどう演奏以前にまず楽器をどう構えるかで大いに悩むことになります。一番いいのは教えてもらっている先生の方法に従うことでしょう。門外漢から見たら皆同じスタイルで弾いているかに見えるピアノも実は奏者ひとりひとりによって相当異なるらしいです。ですから、リュートに限らず、まずはその先生の方法を学びつつ自分の体格などに合った方法を見つけていくということが一番の近道なんでしょうね。