リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

新しいデジカメ

2008年02月29日 23時59分40秒 | 音楽系
5年ぶりにデジカメを買いました。いままで使ってたのはカシオの初代エクシリムとキャノンのサイバーショットS45です。エクシリムを買ったのはもう7年以上前になると思います。ひょっとして8年を超えてるかも。サイバーショットS45でももう5年以上になりますから。

ここ何ヶ月か新機種を買うためにデジカメをあちこち見てきましたが、最近の機種は本当に大きく変わっていて驚きました。なんて浦島太郎みたいなことを言ってますねぇ。(笑)液晶が大きいのは当たり前、電源を押してすばやく立ち上がるのは当たり前、2ギガくらいのメモリは当たり前・・・

大昔にカシオのQV10を買ったのがデジカメを買った最初で、その後ニコンのスイバルタイプのカメラ(型番は忘れてしまいました)も買いましたし、思えば日本のデジカメ発展に多少は貢献してきました。ここ数年はあまりデジタルものに投資をしなくなったせいもあって、ずいぶん進歩したんだろうなぁとは思いつつも詳しく眺めることはありませんでした。S45でも結構きれいな写真が撮れるし、ノートパソコンでも60ギガのハードディスクに換装したパナソニックR1でもネットやらワープロとか楽譜制作のシベリウス程度なら使えるし、要するにコンピュータ関連機器は性能的な機能向上が飽和状態に何年か前になってしまったということなんですね。

と一応理由付けはしてみましたが、ま、要は先立つものがないということです、はい。(笑)さて、今回久しぶりに買った機種は、カシオのEXILIM CARD EX-S10という2月15日に発売されたばかりの新型です。リコーのDRIIにもずいぶん惹かれましたが、ちょっと高い感じがしましたし、R7もいいなとは思いましたが、実際の用途では多分薄く軽く小さくて機能もそこそこくらいが一番使い勝手がいいんじゃないかと考え、カシオの最新型にしました。

初代のエクシリムは単焦点でしたが、新型は光学3倍ズーム、マクロ、1000万画素、大きな液晶ディスプレイ(こんなくらいは今では当たり前なんですが)なのに、初代よりも薄く小さく軽いという、大進歩カメラです。ここに至るまでちらちらと眺めていた限りでは、エクシリムはだんだん厚く大きく重くなってきていたので、何代目か知りませんが、ここに至ってやっと原点に戻ったという感じです。あと動画もH.264のものが撮れるというのも魅力です。超高品質なビデオをとらないんなら、これで充分じゃないかなと思います。

買ったのは、秋葉原のガード下の店「もえでん」、少し怪しげな雰囲気がなかなかいいです。インターネットの価格ドットコムに出ていました。29600円でしたので、名古屋のE電気店より1万円も安かったです。その差額+αで8ギガのSDHCカードを買うことができまして大満足です。

プチプチ

2008年02月27日 18時55分54秒 | 音楽系
23日に講座が終わりしばらくアーチ・リュートを弾くことがないので、九州の製作家Mさんに楽器の調整をお願いすることにしました。私のアーチ・リュート(というかリウトア・ティオルバート)はルーデス・モレノ・ウンシージャさんの作ですが、彼女の楽器は極端に表面板が薄いのでよく故障するという定評があります。私の楽器は幸いにも問題がありませんが、少し弦高が高くなってきたのと、貼りフレットを作り直してもらう必要が出てきました。

楽器をプチプチで梱包して送るわけですが、まず弦をゆるめ内部にプチプチの詰め物をして楽器が動かないようにしてから、梱包を始めるわけです。手持ちのプチプチではぜんぜん足りないので、近所のDIY店に買いに行くことに。

久しぶりに入った近所のDIY店Mは店内の配置ががらっと変わっていて、探すことができなかったので、店員のおばさんにたずねましたが、すぐ目の前にありました。(笑)以前はメートルで売っていたので、そのつもりで探していたんですが、今は切り売りのみで、5メートルも買わされました。3回くらいは包めそうです。

スーパーのパック売りといいこのプチプチの切り売りといい、いらん分まで買わされるのはなんとかならんでしょうかねぇ。

以前頑丈なケースに楽器を入れて送ったときは、プチプチなしで送ったんですが、今回は超軽量ケースを使っているので強度的に心配なのでプチプチでくるむことにしたんですが、よく考えると強度的にはあまり意味がないような気もします。くるむときにはぼてぼてにくるむというのも手かもしれませんが、むしろ薄目包んで中身が楽器であるとわかるようにした方がいいようです。

日本の宅配業者は大変優秀で、壊れ物を壊すことはまずないですが、外国の業者がからんでくるとたまに壊れたりすることがあるようです。無事到着することを祈って、いざ宅配業者さんのところへ。

ヨハネ受難曲(長久手町文化の家)を聴く

2008年02月24日 23時42分12秒 | 音楽系
長久手町文化の家、森のホールで行われたヨハネ受難曲の公演に行ってきました。数日前にあるサイトで公演を知り、急遽予約して行ったものです。演奏はオランダ・バッハ教会合唱団・管弦楽団です。エヴァンゲリストはゲルト・テュルク(彼はバーゼル・スコラカントルムの先生です)なので、期待が持てます。

家から長久手町までは随分遠いんですが、高速道路を使っていくと1時間もかかりません。この日レッスンやらなんやかんやでちょっと出るのが遅れて、4時の開演ですが、3時少し前に家をでました。風が強い日であまり車のスピードを出せませんでしたがそれでも3時45分くらいには到着、指揮者によるプレトークがちょうど終わったころに会場にはいりました。


(プレトークがちょうど終わったとき。ブレまくり写真ですみません)

さて、ソリストと楽器編成を簡単に紹介しておきます。ヨス・ファン・フェルトホーヴェン(指揮)、ゲルト・テュルク(エヴァンゲリスト)、マリア・ケオハナ(ソプラノ)、マシュー・ホワイト(カウンターテナー)、アンドルー・トータス(テナー)、ステファン・マクラウド(バス/イエス)、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス/ぴらと、ペトロ)。

楽器はヴァイオリン2(ヴィオラダ・モーレ持ち替え)、ヴィオラ1、チェロ1、ヴィオローネ1、オルガン、チェンバロ、テオルボ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、オーボエ2です。あとコーラスが3人(ソプラノ、カウンターテナー、テナー)です。

チラシにはピーター・ダークセンによる1724年初演版とありますが、1724年初演とされる第1稿とは楽器の編成が少し異なり、フラウト・トラヴェルソとオーボエ・ダ・モーレが入っていません。第9曲目のアリアのオブリガートは、フラウト・トラヴェルソではなくヴァイオリンでやってました。


オランダのバッハ演奏団体といえば、バッハ没後250年のときに発売された超格安全集(ほぼ全作品で確か4万円くらいでしたか(笑))のオランダ・バッハ・コレギウムという団体がありますが、今回の公演の団体とは別のようでした。

さて、演奏ですが、とてもいい演奏でした。歌手陣が本当にうまいです。特にソプラノのマリア・ケオハナのソロが素敵でした。2曲のソロのうち後に出てくる第35曲目「溶けて流れよ、わが心」は感動的。でもこういうときに限って隣にすわっている年配のおばさんが袋にチラシをしまったり出したりして音がガサゴソノイズ。(笑)ノイズと言えば、訳詞を冊子にしたもんだから、聴いている人が一斉にページをめくる音がしました。困ったもんです。主催者もこのくらいは想定してスクリーンに訳詞を映すくらいのことはしないと。

ヨハネには第19曲目のアリオーソにリュートのオブリガートがつきます。リュート奏者にとってはここは密かな聴かせ所。今回の演奏にもテオルボが入っていました。名前は知らないんですがとても上手な奏者でした。必要にして充分な音量が出ていましたし、オブリガートの入れ方も大変巧みでした。エヴァンゲリストの通奏低音とイエスのバスの通奏低音を使い分けるのにテオルボが大変効果的な役割を果たしていました。すなわちエヴァンゲリストはチェンバロとチェロ、イエスはオルガンとテオルボ(たまにチェロも)で性格が分けられ、例えばエヴァンゲリストが「イエスは答えた」と歌って、バス(イエス)+オルガン+テオルボに続くときなんかに効果をあげるわけです。

第4回講座

2008年02月23日 23時12分42秒 | 音楽系
昨日ミューズの教室で、今日はもう春みたいですねぇ~、なんて言っていたことがウソみたいな今日の大荒れです。ま、私が何かやろうとするときは大抵は雨が降ったり雪が降ったりするんですが、今日もそんな日であったようです。

今日は桑名市教育委員会主催行事、「バロック音楽の旅」講座第4回の日でした。ビアンカ・ローザのメンバーにも生演奏で出演してもらうので、天気は大丈夫だろうと思っていましたが、午前中から雨模様です。でも始まりの30分前にはぴたりとやみ、その後晴れてきました。さすが皆さんのおかげです。でもなぜか、講座の後半の冒頭、私がヴァイスのソロ曲を弾いている間だけは、外は横なぐりの雪でした。その後終了時にはその雪もやみ、皆さんに寒い思いをさせずに帰っていただけました。

今日の第4回目の講座ではドイツ音楽を扱いました。ライブ演奏とCD演奏でいろんな音楽を紹介していくわけですが、バロック音楽のいろんなジャンルの中で、オルガンの音楽だけは紹介するのが難しいです。今日もブクステフーデの作品をちょっと大きめの音量でCDをかけましたが、オルガンの姿にせまるのは、なかなか・・・(笑)


(ドイツ、ナウムブルグの聖ヴェンツェル教会のオルガン)

来年の講座でオルガンコンサートも考えてみたんですが、奏者はなんとかお願いできても、場所がありません。ヨーロッパの古い都市であれば、バロック式の古いオルガンがある教会を見つけるのはそう困難ではありません。でも日本では古いオルガンはおろか、現代式のオルガン(あるいはロマン派オルガン)でも大変です。私が住んでいる近所には残念ながら全ての条件にかなうオルガンは見つかりませんでした。名古屋市内のG教会のオルガンはなんとかという感じもしますが、これは条件を整えて再来年の課題にしたいですね。

小沢昭一的こころだぁ-

2008年02月21日 00時08分21秒 | 音楽系
第4回目の「バロック音楽の旅」講座がせまってきましたので、ミューズからプロジェクタ関連機材一式を借りてきました。レッスンに行くついでに借りてくるわけですが、当然車で出かけなければなりません。



いつもはCDを聴きながら走ることが多いですが、ちょっと飽きてきたので久々にCBCラジオをつけてみました。偶然なつかしい小沢昭一的こころをやってました。昔よく車で聴いたもんですが、まだやってるんですね。小沢さんの声もちっとも衰えていません。ラジオは長寿番組が多いんですね。そういや永六輔さんの番組も去年まだやっているのを聴いたことがありました。ただ、永さんのお声は少々トシ食ってましたが。

今週の小沢昭一的こころのテーマは、ぜいたくは敵だ、です。刑務所の食事の話が出てきて、そのあと、うまいもんばっかし食ってるから糖尿病になるんで、刑務所の体験入所をさせれば、糖尿病なんてなおるんじゃないの、というまぁ相変わらず脳天気な話ではありました。別にうまい物を食べてなくても発病する糖尿病もあるので、そういう人が聴いたらちょっとカチンとくるんじゃないかなって感じもしましたが・・・


ホルボーン?

2008年02月20日 21時21分31秒 | 音楽系
外国の地名・人名を日本語で使うときは日本語的な読み方とか発音で言うのは当然です。「アメリカ」と言うときに急に英語読みで言うのはすごく変ですよね。でも原音とかけ離れた言い方が定着すると時にびっくりすることもあります。

有名なところでは、ヘップバーンと日本語で言いますが、実際の発音はヘバンに近いです。ローマ字のヘボン式のヘボンとヘップバーンは同じことばです。

イギリスエリザベス時代の有名音楽家ホルボーンは英語ではホルボンとかホルバンあるいはホルブン(いずれもホにアクセント)のような感じいいます。ロンドンの地下鉄にホルボーン駅がありますが、アナウンスではホルボンのような感じで言っていました。ホルボーンというと日本人はとかく「ボ」にアクセントを置きがちですが、そうなると全く英語をしゃべる人には通じません。




オーストラリアのメルボルンもメルボンあるいはメォボンあたりでしょうかねぇ。この街の名前も日本語化するにあたり言語の響きからは相当かけ離れてしまった例です。

某新聞なんかは中国の地名・人名を北京語の発音をもとにしたカタカナでルビをふっていますが、これは英語日本語間でやっていることと同じで理論的に正しいみたいですが、漢字文化圏の国だという視点が抜け落ちています。だって、毛沢東をマォツェートンなんてカタカナでルビをふられても困りますよね。

韓国や北朝鮮の地名・人名は最近ではカタカナですが、これも漢字にした方が日本人にはわかりやすい感じがしますが、当の韓国・北朝鮮では漢字の出番がぐっと減ってきているので、それを反映しているといえばいえるのでしょう。昔の韓国の大統領李承晩は昔のテレビでは「り・しょうばん」と読んでました。次期韓国大統領の李明博は「い・みょんばく」さんですね。ヨン様も漢字で「斐勇俊」と書くと何か固い感じで、これだと人気が出なかったかも・・・(笑)

サマー・セミナー イン高山

2008年02月19日 12時35分57秒 | 音楽系
古楽器を習いたいことは習いたいけど、ベルギーまではさすがに遠いという方には、名古屋バロック音楽協会が毎年主催しているサマー・セミナーは如何でしょうか。

場所は岐阜県高山市上宝、夏も涼しい場所です。昨年8月の中頃より猛暑が続きましたがかの地では例年より少し暑かったかなという程度で、猛暑からまぬがれました。

名古屋バロック音楽協会は、設立30年を超えるアマチュアのバロック音楽愛好団体です。いわゆる古楽の黎明期からずっと活動している老舗の団体で、ここ10何年かはサマ-・セミナーを岐阜県高山市上宝のペンション・オープンハートで開催しています。ここは音楽セミナーに最適の場所で、周りに人家や他のペンションはありません。従ってその気になれば24時間音だしオーケーというわけです。

今年は貸し切りで行う予定だそうなので、日頃楽器の練習時間が取れない方も思い切り演奏していただくことができるでしょう。受講が出来る楽器は、チェンバロ、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートで、アンサンブルのレッスンもあります。セミナー第2日目には講師陣によるコンサートも楽しみのひとつです。最終日には受講生によるクロージン・コンサート、これはみなさんどきどきのコンサートです。(笑)


古楽講習会・イン・ベルギー

2008年02月18日 09時21分56秒 | 音楽系

ベルギーのワロニエで毎年開催されています古楽講習会の案内が来ています。もう18回目になるそうで、日本からも何人か参加された方もいらっしゃいます。私も2004年に一度参加したことがありますが、このときは用があったので半分しか滞在できませんでした。今年の開催期日は7月24日から8月3日までなので、比較的参加しやすい時期です。

会場になるところは昔のお城だったところで、すばらしい環境のところです。ベルギー空軍の戦闘機が近くを飛んでいたこともありましたが・・・(笑)このあたりはさすがに空気が澄んでいて、夜は非常に鮮明に天の川が見えたりしました。恥ずかしながら、薄ぼんやりの天の川しか見たことがなかったので、それまではあんなのどこが川なんやと思っていましたが、やっぱり川でした。(笑)

リュートの講師はナイジェル・ノースです。今年のテーマがイギリスの音楽なので、最近ルネサンスリュートの録音に力を入れているナイジェルはふさわしいですね。彼のファンという方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。

新学習指導要領案

2008年02月16日 15時05分58秒 | 日々のこと
学習指導要領の改訂案がでましたねぇ。実は現行外国語学習指導要領作成作業に少し関係していたもんですから、多少は興味がありまして、文部科学省のサイトにあった改定案を覗いてみました。

現行の学習指導要領はホント評判が悪いです。でもみなさんきちんと議論して作ったんで、そんなにボロカスに言われる筋合いはないと思うんですけどね。それにろくに読んでなくて議論したり、非難する人が多いのは困りものです。某教職員組合の人なんか、ほとんど読んでもないのに、だめだだめだの連続。まったく、ア○かと思いましたねぇ。

外国語科改定案をざっと目を通した感じでは、学習内容が質的にも量的にも増えて、かつバランス是正に動いたという感じです。例えば関係代名詞なんかは基本的なものが読んで理解できればいいや、ってのが、ちょっと難しめのものも含めて理解してかつ使えるようになることまで要求してます。履修語彙数も300語増えて1200語になったし。そうそう、道徳的な内容の教材もやらないといけなくなりましたねぇ。

こういうのって新聞報道は結構いい加減で、文部科学省の発表をもとに記者がさささ-と書くわけですが、曖昧なものや間違っているものもあります。でもこれが一人歩きしてしまうんです。例えば、学習内容三割削減!(一部はそうですが、そうでない教科もあります)とか円周率は3としか教えてはいけない!(どこにもそんなことは書いてありません)英語の必修単語がわずか100語!(これは某新聞でしたね。誤解を招きます)などです。

一人歩きした結果、昨今のような教育関係の世論が形成されていった感じも受けます。実際はもっと複雑ではっきりはわからないのでしょうけど。したり顔の評論家先生やらナントカ先生がテレビでいろいろ言ったことにまた世間は振り回されて、ホントに困るのは当の児童生徒、先生たちですよね。訳のわからない改革論議に振り回されて現場は疲弊しきっていると思いますよ、多分。

今回の改定案もきちんと理解されて、実施されていくことを願ってます。

時代に合わせて

2008年02月15日 09時56分22秒 | 音楽系
ミラノ・スカラ座のオペラが時代に合わせて変化だそうです。なんでも上演時間を半分の1時間半にし、オケもなしでかわりにシンセキーボードでやっちゃうというんです。ま、全部の公演をそうする訳じゃないでしょうけど。

「時代に合わせて」というのは、時代に合わなくなってきたので経済的に苦しくなってきた→わかりやすいものを中心にする、簡略化するということが多いようで、どっちかというと退化とか衰弱とかマイナス的イメージが多いような感じがしています。

昨日あるドイツ人と話していたら、ドイツでもクラシック音楽は若い人は行かず高年齢層ばかりだという言うんですね。ドイツでの事情は私はわかりませんが、2年間暮らしたバーゼルでは確かに若い人たちであふれるということはないものの日本よりは若い年齢層が来ている印象はありました。

オペラにしても私がやっているルネサンス・バロック音楽にしても過去の時代のものなので、基本的に時代に合わないのは当然で、現代に生き抜くにはなんらかの工夫は必要でしょう。でもその魅力をそぐようなことはしたくないものです。それにしてもスカラ座なんて悠々と商売してると思っていたんですが、結構大変そうなんですねぇ。