リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ゴパン到着

2010年12月31日 13時06分33秒 | 日々のこと
昨日大掃除をいたしまして、レッスン室がすっかりきれいになりました。新しく買った掃除機、東芝製のサイクロン式クリーナー VC-CG310で床をきれいにしましたが、最近の掃除機は本当にきれいになりますね。まるで雑巾がけしたみたいです。床の色が濃くなりましたし、何か部屋の空気がさわやかに。(*^_^*)

今回は大掃除なので、隅から隅まで徹底的にやりました。レッスン室はものが多いので結構時間がかかりました。掃除中に宅急便屋さんが来ましたので、何だろうと思ったらサンヨーのゴパンでした。

実は10月の初めにころにECカレントに注文していたんですが、発売日の11月11日には間に合わず、お店からはいつ発送できるかわからないというメイルをいただいていました。3ヶ月近く待ったことになりますね。

レッスン室の大掃除を終えて、早速梱包を解いて、パン作りに入りました。



お米パンを作るには、米、小麦グルテン、ドライイースト、塩、砂糖、無塩バターが必要だとマニュアルには書いてありました。家にないのが、小麦グルテン、ドライイーストだったので、アピタに買いに行きましたが、小麦グルテンはなかったので、それの代わりに強力粉を使う、お米小麦パンを作ることにしました。



今朝の8時半にタイマーをセットしてありましたので、朝8時半にパンを取り出し、早速朝食です。お味はもっちりしていてとてもおいしいです。これからはしばらくは、朝食はお米パンですね。



パンの上部がパリパリに割れていますが、中身はもっちもちです。

小麦グルテンを使った、「本式」お米パンを作りたいところですが、エイデンに電話しましたら、在庫があるとのことなので、これからゲットしに行きます。本体はないけど、「周辺機器」はおいてある、さすがエイデンです。

本年最終コンサート

2010年12月21日 11時56分34秒 | 音楽系
18日のコンサートを終えて今年のコンサートは全て終わりました。平均すると2.5週間に1回くらいの割合でしたね。ほぼ同じ内容のコンサートは2種類、延べ5回だけで、あとは全てプログラムも競演者も異なっていましたので、まぁご苦労さんという感じです。(笑)

バロック・リュートは日々の基本練習にはいつも使っているのですが、今年は何とコンサートに使ったのはたったの1回、この間の18日のコンサートだけでした。一番多かったのはフレンチ・テオルボ、次にアーチリュート、バロック・ギターで、久々にルネサンス・リュートも1度使いました。異なる種類の楽器を使ったコンサートが続くと大変なのは、リハーサルが錯綜して、今日はテオルボ、明日はアーチリュート、みたいな日が続くことです。

通奏低音を調弦の異なる楽器で交互に弾くのは頭がこんがらがるので、さすがにそうはならないようにスケジュールを調整しますが、(従って今日はテオルボ明日はアーチリュート式のときは、どっちかがタブラチュアで書かれている場合に限っています)それでも弦長や弦の数が異なるので結構大変です。

ここしばらくは少しゆったりしますが、2月の始めにコンサートがありますので、油断していつまでもクリスマス・正月気分だと気がついたら本番まであと2週間という状態になってしまうので、ある程度は意識をしないといけないですね。(笑)

音の秘密

2010年12月06日 00時43分44秒 | 音楽系
土曜日は、バロック音楽講座第4回、日曜日はNさん邸でのプライベートコンサートでした。実は先週末に風邪をひいてしまって、声が出にくくなってしまい、うまく声が出るようになるだろうか心配だったんですが、何とか喉の調子も快復し無事おしゃべりをすることができました。こういう喉の調子が悪くなるときに限って、トーク付きのコンサートが2つも続くもんですねぇ。でも無事に声が出てよかった・・・

バロック音楽の講座の会場である、大山田キリスト教会牧師様の奥様(牧師様も奥様もドイツ人です)からある秘密を教えて頂きました。別に秘密にしていたわけではないんでしょうけど、ここの教会がなぜきれいな音響が得られるのかという理由がわかりました。

それは、礼拝堂の内装材が全てドイツから輸入したもので、耐久性と音響性を考慮したモノを選んだということなのです。床はカーペットが敷かれていて、壁には壁紙が貼られているのに、どうしてここの教会はこんなにふくよかな音響があるのかは、前々から不思議だったのです。多分、天井や壁の形状がシンプルだからだろう、というかそれくらいしか考えられなかったのです。

話を聞くと、内装はドイツ製の内装材を使って、ドイツからいらっしゃった教会関係の方がボランティアで行ったそうです。奥様としてはボランティアの部分を強調したかったのでしょうが、私はその素材を伺って、音響の良さが納得しました。

壁紙に使ってあるのはガラス繊維で出来た素材で、表面に塗装もしてあるとのこと、それとカーペットとして使われている素材は、20cmくらいもあるものを圧縮して薄くしたものだそうです。私は壁紙は拙宅に貼ってあるようなふわふわのスポンジ様の素材だとばかり思っていましたし、床は普通のカーペットだとばかりおもっていました。床の素材はそう言えばよく見ると起毛がほとんどなく、なるほどこれなら必要以上に音を吸収することはないな、と思いました。

音響がいいのもやっぱりちゃんと理由がありました。日本の一地方の教会ではありますが、音はドイツの音なんですね。(笑)

予定帳データ消失!

2010年12月02日 18時43分58秒 | 日々のこと
予定帳のデータが消失してしまいました!(´ο`)=3

Wilcom03とOutlookをbluetoothdで同期させてるんですが、私が使っているOutlookは2000なので、新しいのにしました。Office2000はマイクロソフトのサポートが終わったので、ぼちぼち新バージョンにかえとかないといかんな、と思ってたのです。

ネット探してみると、2003のPersonal Editionが中古で5000円で売っていましたので、それを購入。2010とか2007はワードのコマンド体系が変わってしまって使いにくそうなので、ちょうどよかったです。

で、インストールしたまではよかったんですが、Outlookを立ち上げてもデータを読み込みません。まっさらな予定帳です。Wilcom03と同期させてみても、データが同期せず、サポートコード8503001fというメッセージが出てきます。ネットでこのコードを検索したら、PCとWilcomの関係を作り直すべしとある。

その通りやってみたら、あららら、Wilcomのデータがまっさらに!Outlookのまっさらな予定帳がWilcomにコピーされたみたい。注意深くやってれば、避けられたかもしれませんが、何があっても、同期の際このような挙動があってはいけませんよねぇ。そもそも2003にヴァージョンアップしたときに、2000のデータを自動で引き継げるようにしとくんが普通でしょうが、ビル・ゲイツさん。

お陰で10年分の私の過去が消え去りました。(笑)もっとも2010年1月までの分はグーグルカレンダーにありますし、今年6月にはHDをまるごとコピーしてあるので、ほとんどのデータは残っています。今月のレッスン予定だけが覚えてないし、バックアップもないので、みなさんに聞きまくりまして、無事再生です。

データのバックアップはNASに毎日更新しているんですが、Wilcom03の予定帳はOutlookに同期しているので、これをバックアップとしていました。が、こんな挙動のお陰で両方ともデータが消失なんてとんでもない話です。

今後はやっぱり今はやりのグーグルカレンダーとシンクですかねぇ、やっぱり。となると、Wilcom03でインターネットは実質的に無理なので、別の端末、例えばiPod touchあたりが必要になります。今は時間がないので、もう少し経ったら考えてみましょう。

今時の商売

2010年12月01日 15時39分03秒 | ローカルネタ
昨日おいしいお肉で有名なK安で牛肉を200グラム買いました。いつもはAピタでパック売りしか買わないんですが、今日は大奮発です。店員さんが、

203グラムでいいですか?って聞いてくるので、質問の意図がわからず、

「203グラムにすると、金額がジャストになるんですか」なんてたずねてしまいました。すると店員さんは無言で、203グラムからジャスト200になるようにトライアル・アンド・エラーです。197、202、198、・・・でやっと200です。

「3グラムくらいまけといてよ」って私。

店員さん、ひとことも言わずに怖い顔をしていました。

うーむ、グラム売りの私の常識とちょっと違う・・・
私のいままでの体験だと、

「はい、3グラムおまけしときますねー」

のはずですが。家内にその話しをしたら、そういうときは203グラム買うモンよ、という返事でした。

いきつけの貝の佃煮屋さんなんか、いつもちょっと余分にいれて、まくてくれるし、あと1円たりないときなんかも、ああいいですよ、なんて言ってまけてくれるんだけどなぁ。ずーっとさかのぼって、子どもの頃の駄菓子やさんもみんなそうだったし。

3グラムなんてけちけちしないでまけてくれたら、たったそれだけでこっちとしてはすごくうれしくなってまた買いに来たくなるんだけどねぇ。3グラムは約1円だから、商売下手だねぇ。でもK安のお肉はおいしいのでまた買いにきますが。(笑)

でも実はこういう風にさせているのは、実は機械のせいなんで、店員さんのせいではないんですね。ハカリで量って、その値をバーコードのシールで出しているので、200グラムの値段で203グラムを包むことはできないんです。機械というかコンピュータ野郎のおかげで、物を買うときのちょっとしたやりとりがなくなってしまっているわけで、こういうささいなところにもコンピュータが社会をぎすぎすさせている一面が見られます、なんてちょっとおおげさですが。

このハカリに関しては解決策はとても簡単で、店員さんが操作して一定の範囲ならおまけできるプログラムを組んでおけばいいのです。おまけボタンみたいなのをつけて3円くらいなら店員裁量でおまけです。これって宣伝費としてみなしたら、かえって売れ行きは上がるのでは。そういうハカリを作ってうれば儲かるかも、ヤマトハカリさん、かな?