昔は大学の図書館に古参の司書がいて、過去の論文にむちゃくちゃ詳しい人がいた。また、教授が学生時代にどんな本を読んでいたかを覚えていて、「あの先生はすごく勉強家だった」なぞと言うので、教授も頭が上がらない司書がいた。
司書は書物のエキスパートで、かつ生き字引だった。今、文献検索などは、ほとんどコンピュータで行うので、司書はコンピュータによる整理に詳しくなくてはならず、年配の司書は出る幕が少なくなった。
市民が利用する図書館は専門というものがないし、利用者も千差万別だから、「伝説」が生まれにくい。司書の職人技はほとんどコンピュータが代理をしてくれる。
昔はエクセルプタ・メディカという膨大な索引の辞書みたいなのが医学分野にはあって、図書館でそれとくびっぴきになるのが医学徒のスタートだった。
エクセルプタ・メディカを発行していた会社はコンピュータ化の波に乗れたのだろうか?それとも、コンピュータによる文献検索会社に事業を奪われてしまったのだろうか?
司書は書物のエキスパートで、かつ生き字引だった。今、文献検索などは、ほとんどコンピュータで行うので、司書はコンピュータによる整理に詳しくなくてはならず、年配の司書は出る幕が少なくなった。
市民が利用する図書館は専門というものがないし、利用者も千差万別だから、「伝説」が生まれにくい。司書の職人技はほとんどコンピュータが代理をしてくれる。
昔はエクセルプタ・メディカという膨大な索引の辞書みたいなのが医学分野にはあって、図書館でそれとくびっぴきになるのが医学徒のスタートだった。
エクセルプタ・メディカを発行していた会社はコンピュータ化の波に乗れたのだろうか?それとも、コンピュータによる文献検索会社に事業を奪われてしまったのだろうか?