院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

光の圧力

2010-01-18 20:36:47 | Weblog
 スーパーカミオカンデを使用して、ニュートリノには質量があるということを実証して羽柴さんはノーベル賞をもらった。質量があると無いとでは大違い。ニュートリノには質量が無いという前提で研究されてきた物理学は、すべてひっくり返されてしまった。

 光(光子)には質量があるのだろうか?私は知らない。光には圧力はあるそうである。光の圧力で飛ぶ宇宙船も考案されている。圧力があるのなら、質量もありそうな気もするが・・・。

 夏目漱石の小説「三四郎」に、光の圧力を研究しているという学者が出てくる。明治時代から、そのようなことは考えられていたのだ。

 まだ分かっていないことは沢山ある。例えば、重力は波なのか粒子なのか?重力を遮蔽することはできるのだろうか?

 磁力とは、そも何なのか?なんでそんな力を持った金属があるのだろう。磁力が力なら、磁力で電気を起こすことはできないのだろうか?

 大昔から、科学者は「なぜ」を追求して果たせなかった。なぜ物質はあるのか?なぜエネルギーはあるのか?現在でも誰も知らない事柄である。

 ニュートンやアインシュタインが成功したのは、この「なぜ」を無視して法則性だけを記述したからである。