電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

『クァルテットの名曲名演奏』を読む

2005年05月16日 22時05分26秒 | -ノンフィクション
昨日、ブックオフで音楽乃友社刊のONブックス、渡部 和 著『クァルテットの名曲名演奏』を見つけて購入してきた。新書判のコンパクトな本だが、中身はずいぶん濃いようだ。室内楽の案内書では、だいぶ以前に、大木正興さんの『室内楽のたのしみ』という本にお世話になった。今回は、弦楽四重奏曲に限定して、ハイドン、モーツァルトからクルターク、シュニトケまで、硬軟取り混ぜた紹介の仕方だ。今日は、ボッケリーニの弦楽四重奏曲を聴こう。2000年6月の録音で、ボルチアーニ四重奏団によるナクソス盤である。どれもこころよい音楽だが、とりわけ作品32の2番、G202 のホ短調の曲が印象的だ。
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