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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

チー・ユンの「ヴォカリーズ」を聞く

2005年05月30日 21時35分47秒 | -室内楽
週明け、どさっとたまった仕事を片付けて帰ると、すでに夜八時を回っていた。今日はくたびれたから、ゆっくりとしたい気分だ。こんなときは、ヴァイオリンのすてきな演奏を聞くに限る。チー・ユン(Vn)と江口玲(Pf)による「ヴォカリーズ」と題したCD(DENON COCO-70458)は、優美でやさしい演奏だ。
(1)エルガー 「気まぐれな女」
(2)リムスキー・コルサコフ 「熊蜂の飛行」
(3)ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
(4)シマノフスキ 「アレトゥーサの泉」
(5)エルガー 「愛のあいさつ」
(6)バーンスタイン 「ウェストサイドストーリー」組曲より「I feel pretty」
(7)同上 「Somewhere」
(8)同上 「America」
(9)ハチャトリアン 「夜想曲」
(10)スーク 「ブルレスケ」
(11)フォーレ 「子守歌」
(12)マスネ 「タイスの瞑想曲」
(13)サラサーテ 「序奏とタランテラ」
後半は、バーンスタインで活気が出て盛りあがるが、再び静かになり、ちょうど一日の演奏会のような構成になっている。
録音は1992年の夏、東京、府中の森芸術劇場、ウィーンホールにて行われたとあり、ヴァイオリンはもちろん、ピアノの演奏もバランスよくとらえた好録音だ。
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