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【なるせ音楽教室】

リズム テンポ のり 

2006-10-25 | ♪ドラムのレッスン風景

 

私自身 リズムを意識したのは、
大学生になってから。

旋律聴音は好きでしたが、
リズム聴音など、大学のソルフェージュではじめてしました。
先生がピアノのソの音だけ使って、
トン トン ト~ント ツ ト ツ ト トトト ♪ (言葉ではちょっと無理かしら
最初は全然わかりませんでした。
複雑なリズムでもメロディーがつくとできたのですが。

焦りました
テンポはメトロノームに合わせて意識しますが、
リズムの内容?
ふ~ん。 休符だ、シンコペーションだ。 気にするのはそれくらい。

20歳代後半、ドラムを習い始めたとき、
音符は読めるし、拍子もわかる、
そつなく、取り合えずたたくのはすぐにできました。
  (いや~ やっぱり必死だったかな~)

でも、何かが違う。

バスドラムは先乗りで突っ込んで、
スネアは後乗りでためて、 グルーブ感?を出す。
頭で考えてもわからない。
ましてや体もついてこない。

ワン トゥー スリー フォー 。
いちいち数えている間は何も感じられない。

延々たたいて 頭がボーッとなって、
それでも体と手足が動いている状態のとき、
そんな感じ・・。と先生に言われたとき、
ほんの ちょっとだけわかったような気分になってうれしかった。

ワン トゥー スリー フォー 。
はじめは刻むのもいいですが、
そのうち1小節全体を感じ、
次第に、大きな心地よい時間の流れに乗っている感じが、
つかめるようになればいいですね。
これは、ドラムに限らず、ピアノも歌も捉え方は同じです。

ロックライブなどでみんなが乗って盛り上がっているとき
ワン トゥー スリー フォーなんて数えている人はいないでしょうから。