私自身 リズムを意識したのは、
大学生になってから。
旋律聴音は好きでしたが、
リズム聴音など、大学のソルフェージュではじめてしました。
先生がピアノのソの音だけ使って、
トン トン ト~ント ツ ト ツ ト トトト ♪ (言葉ではちょっと無理かしら)
最初は全然わかりませんでした。
複雑なリズムでもメロディーがつくとできたのですが。
焦りました
テンポはメトロノームに合わせて意識しますが、
リズムの内容?
ふ~ん。 休符だ、シンコペーションだ。 気にするのはそれくらい。
20歳代後半、ドラムを習い始めたとき、
音符は読めるし、拍子もわかる、
そつなく、取り合えずたたくのはすぐにできました。
(いや~ やっぱり必死だったかな~)
でも、何かが違う。
バスドラムは先乗りで突っ込んで、
スネアは後乗りでためて、 グルーブ感?を出す。
頭で考えてもわからない。
ましてや体もついてこない。
ワン トゥー スリー フォー 。
いちいち数えている間は何も感じられない。
延々たたいて 頭がボーッとなって、
それでも体と手足が動いている状態のとき、
そんな感じ・・。と先生に言われたとき、
ほんの ちょっとだけわかったような気分になってうれしかった。
ワン トゥー スリー フォー 。
はじめは刻むのもいいですが、
そのうち1小節全体を感じ、
次第に、大きな心地よい時間の流れに乗っている感じが、
つかめるようになればいいですね。
これは、ドラムに限らず、ピアノも歌も捉え方は同じです。
ロックライブなどでみんなが乗って盛り上がっているとき
ワン トゥー スリー フォーなんて数えている人はいないでしょうから。