ピアノの導入時期に欠かせないもの。
いろいろありますが、その一つがグロッケン。
小さな手で、鍵盤を押さえるのもやっとの時、
ピアノで音色を要求するのもちょっとかわいそう。
でも音色の違いを知って欲しい。
ピアノの前に座る集中力が途切れた。
でも ここの所だけは音読みをして帰って欲しい。
そんな時にグロッケン登場。
木琴でもいいのですが、
マレットで音が違うのもわかるし、
余韻がきれいだから。
それにストレートに叩く行為はストレス発散にも。
刻苦勉学型を強いるときもたまにありますが、
子どもたちは、
レッスンに来た時、
一瞬でも、「なんか 楽しい、 なんか面白い」を感じて欲しい。
今が楽しいと、次にもつながるから。
だから、
「ピアノランド 1」の前半は、
グロッケンを使うことも。
指を気にしなくてもいい分、
右手、左手の区別がつけやすい。
伸ばす音符は 隣で伸ばす分を鼻歌でうたう。
グロッケンは、
幹音も派生音も同じ色。
これだったら、ピアノの方が分かりやすいと思ってもらっても成功。
グロッケンは簡単に楽しむのが優先だから、
ドレミも板に書いちゃう。
きょうは 全然やる気ないモードでやってきた。
黒鍵部分で 四七抜きで、
「リンスのいらないメリット」
「はるばる きたで 函館~」
最後は、疾風のごとく ビュンビュンとマレットで
グリッサンド。
楽しんでいるのは、
ちびっこでなく、
私自身かもしれない。
大きいコンサートグロッケンは
重くて扱いにくい時があるので、
先日 手に入れた小さなグロッケン、活躍しそう。