4年前の秋。
音大受験のためのピアノをプツッとやめて、
保育士なる!
2年前、念願の保育士になった壬生娘。
そして 先日担任の年長組さんを卒業させて、
この仕事も無事2年が過ぎました。
「子供が子供を教えているようだ」と憎まれ口を言ってやりますが、
保護者からもかわいがってもらえる?保育士に少しはなってくれたかな。
何を思ったか、少しは余裕ができたか、今日は仕事が半ドンだったからか、
ハノンとチェルニーとインベンションを引っ張り出して、
練習している。
「弾けない~。 黒鍵が突き刺さる(アトピーでひび割れていますので)
。
重た~い。 左手がついてこな~い。
指がうごかな~い。
昔弾けてたのが弾けな~い。 どうすればいいの?」
叫びながら弾いています。
(親にそっくり・・・)
「ざっと、仕事に必要なピアノを、インスタントコーヒーを入れるように、
お手軽に、ザザ~っと弾いてきたもんね。
豆を炒って挽いて、 それよりまだ豆を植えるところから、
まだまだ 土を作ることろから やりなおさないとね。
今 弾けなくて当然よ」
親の忠告を神妙に、背中で聞きながら弾いていた壬生娘。
それよか、
なんで 私が弾こうと思ったら練習をはじめるのさ!
誰かが弾くと 弾きたくなる。 お互い子供だねぇ。