ピアノランドフェスティバル2011に西宮北口の県立芸術文化センターに行ってきました。
昨年は貸し切りバスで行きましたが今年は電車で。
教室からは3組のお母さんと生徒さん私とで9名。
はる先生一行とは西宮北口の改札で合流しました。
いつも思うのですが、教室のピアノランドをつかっている皆さん、
使っていなくても、ぜひぜひ夏休みの行事のひとつとして
聞きに行っていただきたいコンサートです。
生徒のみなさんと一緒に聞いて、同じ思いを共有するのは
先生冥利に尽きます。
子どもにもわかりやすいプログラムですが、
決して子ども用プログラムでなく大人もピアノの先生にも
聞き応えのある内容になっています。
昨年のフェスティバルに樹原先生が書き下ろした連弾曲から
特長あるメロディの華麗な曲からはじまりました。
楽譜はまだ出版されないのかなと昨年から楽しみにしていました。
昨年、印象深かった小原孝さんとの連弾での今年のオープニングは
「待ってました~」とうれしくなりました。
オープニングのあと、樹原先生をうっとり見ていた、あすはちゃんは
「先生も挨拶しないの~」
「しないよ するはずないよ、教室の発表会じゃないんだから」
ステージで先生の弾いてる姿よりしゃべっている姿の方が多分印象が強いのでしょう。
樹原先生と小原くんの爆笑レッスンでは、
寸劇風のコミカルな展開にお腹をかかえて、笑い転げていたN君。
ピアニスト体操では、客席のこどもたちがステージに上がって
一緒に指や手首のための手遊び体操をするのですが
わが教室の子どもたちは、全員参加はよかったものの
興味はピアニスト体操より、小原孝さんの演奏。
「どこの お教室の子かしら・・・」って言いたいけれど
うちの子たちです。 近接距離で覗き込んでいたのは。すみません。
そして戻ってくるなり、
「ピアノが変だった~」
今年は違うピアノですと さらりと説明があったのですが
ベーゼンドルファーのインペリアルモデルだったのでしょうか、
低音部が普通のピアノより多く鍵盤があり、そこだけ演奏のときに
勘違いしないように白鍵が黒にしてあるのです。
えらいよ~ すごいところを発見したね。
楽器の説明はまたするからね。
いつもはスタインウェイのことしか言ってないものね。
最初のピアノランド人気曲で連弾の時は気がつかなかったのですが
小原孝さんがソロで「ぶどぅるふぁー」を弾いたとき
シンプルな曲だけに、ピアノの特長がよくわかりました。
低音部が多い分、よく共鳴してオーケストラのようになるのですね。
さいごの「花」ではピアノ伴奏でなく オーケストラ!と思いました。
「ラ・カンパネラ」では、「先生に弾いてって頼んでも
先生は弾けないから、ちゃんと聞いておくのよ」なんて子どもたちに促すあたり
この先生にしてこの子たちありなんだと 嬉しいやら 反省するやら。
ピアノランド発刊20周年記念で
審査で選ばれた年長から中3のお友だち8人の演奏は
音作りから、手の形から、ステージマナーから全てにおいて
「最初から音楽を」といっておられる 樹原先生のコンセプトがぎゅっと詰まった
素敵な演奏でした。
帰ったら練習しようといってた、あやのちゃん、頑張っているかな。
ふと振り返って、いつから教室でピアノランドを使い始めたかなと
過去のプログラムを調べてみましたら1996年の発表会には
ピアノランドから選んでいました。
作曲者のセミナーでなくて 演奏そのものが聞けるなんて
なんて素敵なことでしょう。
来年は西宮は8月1日(水)だそうです。
今年は他の行事でいけなかった人、カレンダー(来年のがあったら)○をつけて下さいね。