楽器支援ができました。
何から言えばよいのか整理がつきませんが
日々、楽しく音楽やピアノの接している身としましては
発表会の練習に取り掛かろうとした頃の震災。
音楽をできるものが元気で頑張るのも支援の一つと思いつつも
なにかできることはないかなと、気になっていたのでした。
必要とされるところに、コーディネイトしてくださる
支援活動をされている先生方を通じてしました。
中古の88鍵の電子ピアノを支援楽器とされていましたが
キーボードやシンセサイザーならた手持ちがあったのですが
電子ピアノの中古はなく、（ありますが動作が怪しいときがある）
動作がしっかり確認できるものをと
新品を手配させていただきました。
気仙沼の中3の女の子のところへ決まりました。
震災の1ヶ月前に アップライトピアノを修理し
その修理の様子をずっと見ながら
あと10年は使えそうねと見守っていたピアノが、
ピアノだけでなく家も跡形もなくなっていた。
ペダルだけが残っていたと
お母さんから電話で伺うとおもわず言葉が詰まって涙しましたが
奏でるメロディーが少しでも気持ちの後押しをしてくれることを願っています。
これってプライベートなことなんですが
人生いろいろありまして大きな負債をまだ抱えている身にとって
娘たちにこのことを言うと、
一瞬、うちにはそんな余裕があるのかいなという顔をされましたが
それでも、家があって、好きなことで生計が立てられているのですから
感謝です。
好きなことで生計が立てられているということは
教室の生徒の皆様のおかげでもありますので
私個人の楽器支援より教室の皆さん全員による楽器支援と思っています。
ありがとうございます。
ネットの力はすごいですね。
かじはら先生は仙台にお住まいの先生。
現地の生活支援に関する情報も事細かに記載があります→かおる亭
支援を申し出てくださる方は教室でもまとめますので
お声をかけてください。