楽譜を見て、曲をアナリーゼして深読みして、
行間を感じて勉強し弾きました!ってのではなくて(残念ですが)
中学生のみさきさんが持ってきたインベンションの楽譜。
次は何をしようかと相談し、
バッハにしようと決まり
そのみさきさんが、大学受験勉強真っ最中のお姉さんのバッハの楽譜を持ってきた。
実は、みさきさんは、前の先生がご主人の転勤で遠方に引っ越されるので
昨秋、教室にきました。
そのインベンションには、たくさんの書き込みが。
お姉さんも随分頑張って弾いたことが楽譜からわかりますが
その書き込みは先生のもの。
しっかりきっちり アナリーゼされてあり、
そうかそのような解釈なのですねと
私が勉強になります。
もって来ている他の教本ももちろん書き込みがあるのですが
バッハがすごい。
「よく勉強されている先生ですね」
みさきさんは、前の先生は発表会の最後に先生が弾く曲も
バッハの曲だったと言う。
すごいね、バッハで発表会を締めるなんて。
書き込まれた楽譜で、先生の仕事がわかる。
私はそれで勉強させてもらっているのですからよいのですが
その逆もあるわけでして
転勤、引越しシーズンですからね。
そういえば この春にも引越し予定がある生徒さんも。
「すっごいね 前の先生、派手なハナマルですね」な~んてこと思われるかも(笑)