今日は驚きの断熱性能について
一条工務店で使用している断熱材はEPS材と言う普通の発泡スチロールを高密度化したようなもので、かなり固く指で押してもへこむような事はありません。 工場見学でも見ましたし、他のメーカーでも同じようなものを使っていたりしました。 今回驚いたのは、このEPS材が壁だけだと思ったら、1F床下にも2F床下にも、そして天井裏にも、ありとあらゆる場所が全てこのEPS材で覆われていると言う事。 昔はグラスウールの断熱材が主流でしたが、湿気を吸って下に下がってしまうなど断熱効果があまり得られなくなってしまうそうです。 勿論今でもグラスウール材を使う家は多いと思いますが、このエコが叫ばれる時代、いかがなものでしょう。
窓は全てアルミサッシではなく「樹脂サッシ」の「2重ガラス」で中には「アルゴンガス」が入っていて、断熱効果を高めています。
私も、古い人間なんで、アルミサッシが良いものだと思っていたのですが、今回の件で多くの住宅メーカーの話を聞いてアルミサッシほど放熱効果が高く、冬は家の中の熱を急速に逃がしてしまったり夏は冷房のヒンヤリした冷気を外の熱でどんどん温めてしまう物なんだと知りました。 昔の常識は今の非常識って訳です。 最初「樹脂サッシ」と聞いて、プラスチックじゃ紫外線で直ぐに劣化しちゃうんじゃないかと心配でしたが、今では全くそのような心配はしていません。
とにかく、まるで魚等の運搬に使う発砲スチロールの箱の中にいるみたいですね。
先日飲み屋に行って熱燗を頼んだらサッと出てくるんで、どうしてかと聞いたら燗をした徳利を発砲スチロールの箱に沢山入れておいてサッと出すのだとか。これで一晩の注文分出せるらしい。 つまり、冷たさを持続すだけでなく暖かさも持続できる訳で「断熱」と言う言葉を分かっているようで意外と冷蔵庫のイメージを強く持ってしまうのは私だけでしょうか。
完成の頃は夏に近づいた頃ですから今年の夏の涼しさを早く実感してみたいですね。
それよりもっと待ち遠しいのは「冬」、この断熱性能にプラス「全館床暖房」ですから、その効果の程は考えただけでワクワクします。 一条の床暖房は他社よりすっごく安いんですよ。 「全館」なのにプラスこれだけ?って感じです。床暖房が入らないところは階段と収納庫ぐらいで、もちろんお風呂も入ります。 断熱性能が良いので電気代も現在の私の家の灯油代と変わらないみたいです。来年にはそれもはっきりするでしょう。
そして、一条の営業の方がいつも言われるんですが、太陽光発電もこの断熱性能が無ければ充分その恩恵が受けられないと言う事。 そのとおりだな~って思います。
一条の営業の方に日曜日にわざわざ家に来て頂いて実物を見ながら説明して頂いた内容はざっとこんなところです。ありがたい事です。感謝いたします。