野坂昭如さんがおなくなりになられました。
残念です
昔、2012年12月の拙記事がありましたので
再度掲載いたします
12月4日の日経春秋に、野坂昭如さんの話が載ってました
過去12月に行われた総選挙は1983年から29年ぶりということです。
当時、ロッキード事件で田中角栄元首相に1審で有罪判決が
でた直後で、「けじめ審判」と呼ばれていたそうですね。
そのとき田中角栄を落とそうと、新潟3区から出たのが
若き日の野坂昭如氏。
「金の力に言葉で戦う」といきまいてたそうですね
野坂昭如氏といえば、数々の逸話をお持ちですが
真っ先に思い出すのが
サントリー・ゴールド900のCMソング！
１９７６年くらいに流行りましたｗ
ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか、二、二、ニーチェかサルトルか
みんな悩んで大きくなった♪
今日は朝から金庫の掃除～ 札束はたいて ほこりはらい～
金ののべぼう～ 虫干しに～
する （はー キンキラキンキラキン とコーラスが入る）
あーあ、ホントにつかーれる 一杯、やろ～お ♪
なっつかしいなあｗ
それに、野坂氏といえば、大島渚監督との殴り合いｗ
大島監督の真珠婚式で挨拶をした野坂氏ですが
酩酊していて、なぜか大島監督を殴るんですｗ
大島監督も殴り返してましたｗ
そんな酒乱のエキセントリックおっさん
と思ってた、野坂氏ですが
実は、「おもちゃのチャチャチャ」の作詞家であり
それになんと、あの不朽の名作、「火垂るの墓」を書かれた人なんですよ
火垂るの墓で思い出しましたが
野坂氏の娘さんが、小学校の宿題で
「火垂るの墓」の一場面を読んで、
「このときの作者の気持ちを述べなさい」といわれ
家に帰って、お父さん（野坂氏）に
「これ書いてたときどんな気持ちだった？」て聞くと
「締め切りに追われてて必死だった」
って答えたって話。
テストで、娘さんがそう答えると
「×」をもらったというｗ
そんな野坂氏も、脳梗塞に倒れリハビリ中ですが
野坂節は健在で
現在の国政に
「第3極だか４極だかしらないが、いずれも手札も政策もはっきりしない
てんでばらばらのまま、数合わせに浮き足立ってる」と一刀両断
おっしゃるとおりでございます
ご冥福をお祈りいたします
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