こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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ホシヒメホウジャク

2016年05月05日 |  ●スズメガ科

ホシヒメホウジャク Neogurelca himachala sangaica
2011年10月 [採 集] 埼玉県産

分布[日本各地] 時期[6-7月・8-10月] 開張[35-40㎜]
ホスト[アカネ科:ヘクソカズラなど]
写真の個体は友達のマイスターさんから頂いたホシヒメホウジャクを展翅後に撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ホウジャク亜科]に属する蛾の仲間。
上翅は茶色の褐色で、後翅には特徴的な大きな黄色斑がある。
近似種にヒメホウジャク Neogurelca hyas と言う蛾がいる。
ホシヒメホウジャクはホウジャク亜科の中でも最も小型種として知られる。
翅は細く、内縁から後角に向かって深くえぐれるのも本種の特徴。
やはり昼行性で日中に花などを訪れ吸蜜する姿が見られる。


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ノコギリスズメ

2016年05月03日 |  ●スズメガ科

ノコギリスズメ Laothoe amurensis
2011年7月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[4・6-7月] 開張[80-90㎜]
ホスト[ヤナギ科:ドロヤナギ・ヤマナラシなど]
写真の個体は日中に針葉樹の葉先にいたノコギリスズメを撮影。

日本では北海道・本州のみに生息するスズメガ科[ウチスズメガ亜科]に属する蛾の仲間。
北海道では平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。本州では主に山地で得られている様です。
♂の触角には各小節にかたまった毛が2列に生じている。
上翅の外縁が波形になっており、これが[ノコギリ状]に見える事から和名の由来となっている。
静止する際に、他のスズメガとは違い上から見ると後翅が上翅前縁よりも上に開いて静止する。
独特の静止ポーズを見せてくれるエレガントなスズメガです。
色彩は薄い灰褐色にうっすら薄紫色が浮かび上がり非常に綺麗な蛾として人気が高い。
地域にはよっては個体数も少なく、宮城県ではレッドデータブックに記載されている、希少種でもある。



2011年7月 北海道 ノコギリスズメ Laothoe amurensis
1枚目の画像と同じ個体のノコギリスズメを横から撮影したもので、腹部がちょんと湾曲している姿が可愛らしい。



2012年7月 北海道 ノコギリスズメ Laothoe amurensis
低山地の外灯付近の道路に夜間静止していたノコギリスズメを撮影。正面から見るとまるでコウモリの様な風貌です。



2014年7月 北海道 ノコギリスズメ Laothoe amurensis
日中山地の道路脇で交尾中のノコギリスズメを見つけ、撮影した。上がメスで下がオスです。



2009年8月 北海道 ノコギリスズメ Laothoe amurensis
手乗りノコギリスズメ (o^∇^o)ノ


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ヒメサザナミスズメ

2016年05月02日 |  ●スズメガ科

ヒメサザナミスズメ Dolbina exacta
2011年6月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[7-8月] 開張[43-60㎜]
ホスト[モクセイ科:アオダモ・コバノトネリコなど]
写真の個体は日中に木の幹にいたヒメサザナミスズメを撮影。

日本では北海道・本州のみに生息するスズメガ科[スズメガ亜科]に属する蛾の仲間。
北海道では平地~山地まで広く分布し、個体数は普通ですが近似種のサザナミスズメほど多くない。
サザナミスズメの腹部腹面は白っぽいのに対し、ヒメサザナミスズメの腹面は一様に灰色をしている。
また大きさは明らかにヒメサザナミスズメの方が小型となる事が多い。上翅での区別は非常に難しい為
腹部腹面での区別が分かりやすいです。



2011年7月 北海道 ヒメサザナミスズメ Dolbina exacta
日中に道路にいたヒメサザナミスズメを撮影。緑色の濃い綺麗な子でした



2011年8月 北海道 ヒメサザナミスズメ Dolbina exacta
夜間外灯にいたヒメサザナミスズメを捕まえて見る、手乗りヒメサザナミスズメの出来上がり。。。


[ヒメサザナミスズメの標本とサザナミスズメとの大きさの比較画像]


※ 画像をクリックすると拡大します。
ヒメサザナミスズメの標本画像



※ 画像をクリックすると拡大します。
左:サザナミスズメ
右:ヒメサザナミスズメ



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コスズメ

2016年04月30日 |  ●スズメガ科

コスズメ Theretra japonica
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-9月] 開張[55-70㎜]
ホスト[アカバナ科:オオマツヨイグサ・フクシャ・ミズタマソウ ユキノシタ科:ノリウツギ ブドウ科:ブドウ類・ヤブカラシ・エビヅルなど]
写真の個体は夜間に草地にいたコスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ホウジャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は多く各地で普通に見る事が出来る。
近似種にセスジスズメがいる、セスジスズメは頭部から腹部末端にかけて淡黄色の線が走る。
他にもキイロスズメやイッポンセスジスズメなどにも似ているが外見で区別は容易。
コスズメの幼虫は緑色と赤褐色の2型が見られる(※ 一番下の幼虫画像参照下さい)



2012年8月 北海道 コスズメ Theretra japonica
夜間平地の外灯付近の立て看板の横の木に止まっていたコスズメを撮影。



2009年8月 北海道 コスズメ Theretra japonica
夜間、平地の外灯付近にいたコスズメを撮影。



2013年7月 北海道 コスズメ Theretra japonica
夜間平地の外灯付近にいたコスズメを撮影。



2012年8月 北海道 コスズメ Theretra japonica
夜間山地の外灯付近の道路にいたコスズメを撮影、擦れ個体で頭部の毛が剥げている。



2015年8月 北海道 コスズメ Theretra japonica
自宅の庭のブドウの葉にいたコスズメの褐色タイプの終齢幼虫。


[コスズメの標本と幼虫の画像]


コスズメの標本画像


 
左:コスズメの幼虫[緑色のタイプ]自宅のブドウの葉にいた幼虫
右:コスズメの幼虫[茶色のタイプ]自宅のブドウの葉にいた幼虫



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クロスキバホウジャク

2016年04月29日 |  ●スズメガ科

クロスキバホウジャク Hemaris affinis
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-8月] 開張[40-50㎜]
ホスト[アカネ科:キヌタソウ・ヤエムグラ ナデシコ科:センノウ スイカズラ科:スイカズラ・ハコネウツギ・タニウツギ・オオキンギンボク・ヒョウタンボクなど]
写真の個体は日中にツツジの花に飛来したクロスキバホウジャクを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ホウジャク亜科]に属する蛾の仲間。
昼行性の蛾で夜間灯火に集まる事はない、日中に花に飛来しホバリングしながら吸密する姿を見る事が出来る。
近似種のスキバホウジャク[Hemaris radians]に似るが、クロスキバホウジャクの後翅基部付近には黄褐色の色彩は見られない。
またクロスキバホウジャクの上翅外縁の茶色の縁取りは内縁鋸歯状にはならず、スキバホウジャクの縁取りよりも細い事などで区別する事が出来る。
クロスキバホウジャクは淡緑色で、腹部第4・5・6環節背面は黒色、これより後方は黄色。
産地が局地的なのか、個体数が少ないのかあまり多い方ではない。



2011年6月 北海道 クロスキバホウジャク Hemaris affinis
1枚目の個体と同じクロスキバホウジャクを撮影。



2011年6月 北海道 クロスキバホウジャク Hemaris affinis
1枚目の個体と同じクロスキバホウジャクを捕まえて撮影。


[クロスキバホウジャクの標本]


2011年6月 [採 集] 北海道産 クロスキバホウジャク Hemaris affinis


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コウチスズメ

2016年04月27日 |  ●スズメガ科

コウチスズメ Smerinthus tokyonis
2012年6月 [採 集] 埼玉県産

分布[日本各地] 時期[6-7月] 開張[46-60㎜]
ホスト[ツツジ科:サラサドウダン・スノキなど]
写真の個体は友達のマイスターさんから頂いたコウチスズメを展翅後に撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ウチスズメ亜科]に属する蛾の仲間。
図鑑などでは本州・四国・九州に分布するとあるが、北海道でも少ないながらも採集されているよです。
似た様な種にウチスズメ・ヒメウチスズメなどがいるが、コウチスズメが最も小型種になります。
後翅の模様は大きな目玉模様があり、ヒメウチスズメやウチスズメの目玉模様と異なり、下側の部分が羽に接して
垂れ目の状態になる、また目玉模様の中心の黒い部分は丸形になっている。


[近似種3種の標本比較画像]

  
ウチスズメ                               ヒメウチスズメ                             コウチスズメ


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トビイロスズメ

2016年04月26日 |  ●スズメガ科

トビイロスズメ Clanis bilineata tsingtauica
2012年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[100-110㎜]
ホスト[マメ科:ダイズ・ニセアカシア・ハギ・クズ・エンジュ・フジなど]
写真の個体は夜間外灯付近の木柵にいたトビイロスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ウチスズメ亜科]に属する蛾の仲間。
本州以南では灯火に良く飛来し個体数も普通の蛾で、北海道では南部に分布する大型のスズメガの仲間。
上翅は茶褐色で、波模様が特に目立つ、後翅が上半分が濃い茶褐色で下半分が明るい褐色。(下記標本画像参照)



2012年8月 北海道 トビイロスズメ Clanis bilineata tsingtauica
大型のスズメガ、立て続けに2頭見る事が出来た。


[トビイロスズメの標本]


2012年8月 [採 集] 北海道産 トビイロスズメ Clanis bilineata tsingtauica


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ヒメウチスズメ

2016年03月30日 |  ●スズメガ科

ヒメウチスズメ Smerinthus caecus
2014年7月 北海道

分布[北海道] 時期[5-8月] 開張[60-70㎜]
ホスト[ニレ科:オヒョウ ヤナギ科:ドロノキ・ヤマナラシ カバノキ科:ウダイカンバなど]
写真の個体は夜間外灯付近にいたヒメウチスズメを撮影。

日本では北海道のみに生息するスズメガ科[ウチスズメ亜科]に属する蛾の仲間。
山地に生息し、分布は局地的で個体数は少ない。
近似種にウチスズメ[Smerinthus planus]・コウチスズメ[Smerinthus tokyonis]がいる。
コウチスズメとは大きさで簡単に区別が出来る、ヒメウチスズメの方が遙かに大きい。
ウチスズメ と ヒメウチスズメは割と良くにていて、後翅の模様を見れば簡単に識別は可能です。
※ 下記比較画像参照下さい。



2015年7月 北海道 ヒメウチスズメ Smerinthus caecus
夜間外灯下にイタヒメウチスズメ



2015年7月 北海道 ヒメウチスズメ Smerinthus caecus
羽を広げると目玉模様が見え始める。


[ヒメウチスズメ・ウチスズメの上翅比較画像]
 
左:ヒメウチスズメ [Smerinthus caecus]
右:ウチスズメ [Smerinthus planus]



[ヒメウチスズメ・ウチスズメ・コウチスズメの標本画像での比較]



上:ヒメウチスズメ [Smerinthus caecus]
中:ウチスズメ [Smerinthus planus]
下:コウチスズメ [Smerinthus tokyonis]



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オビグロスズメ北海道亜種

2015年06月25日 |  ●スズメガ科

オビグロスズメ北海道亜種 Sphinx crassistriga aino
2014年7月 北海道

分布[北海道] 時期[6-8月] 開張[45-55㎜]
ホスト[カラマツ・モミ・スギ・ストローブマツなど]
写真の個体は夜間外灯付近の壁にいたオビグロスズメ北海道亜種を撮影。

北海道に生息するスズメガ科[スズメガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地に生息し、産地は局地的で個体数は少ない。
北海道では中部~道北方面では割と見られる様ですが、本州産のオビグロスズメはかなりレアな種で
採集記録も少ない珍品種として知られています。
近似種のマツクロスズメに似ているが、前翅の第2・3室の他、第5室にも黒色状紋があり全体的にオビグロスズメの方が暗い印象をうける。
スズメガの仲間の中では、中型の大きさでその大きさは羽を開いた左右の翅頂を結ぶと45ミリ~55ミリ前後になる。



2014年7月 北海道 オビグロスズメ北海道亜種 Sphinx crassistriga aino
横から撮影したオビグロスズメ北海道亜種



2014年7月 北海道 オビグロスズメ北海道亜種 Sphinx crassistriga aino
夜間外灯付近の壁に張り付いていたオビグロスズメ北海道亜種



左:2015年6月 北海道 オビグロスズメ北海道亜種 Sphinx crassistriga aino 
中:2015年6月 北海道 オビグロスズメ北海道亜種 Sphinx crassistriga aino 
右:2015年6月 北海道 オビグロスズメ北海道亜種 Sphinx crassistriga aino


[オビグロスズメの幼虫と蛹] 

  
左:2015年9月 オビグロスズメ北海道亜種 幼虫を採集して飼育して見ました。 
中:横から撮影、綺麗な緑色の幼虫。 
右:2015年9月 蛹になりました。


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クルマスズメ

2015年01月25日 |  ●スズメガ科

クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[80-90㎜]
ホスト[ブドウ科:ツタ・ノブドウ・エビヅル ユキノタ科:ノリウツギなど]
写真の個体は夜間外灯付近の下草にいたクルマスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ホウジャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地から山地に生息し普通に見る事が出来る、夜間灯火に飛来する。
茶褐色の上翅には太い3本のラインが前縁から内縁にかけて緩やかなカーブを描き
外縁に行くにつれて太くなる。外横線は薄く波模様になっている。
頭部から腹端にかけて1本の黄白色のラインが走る。越冬形態は蛹。



2011年7月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
外灯付近の壁に静止するクルマスズメ



2010年7月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
複眼が大きく、可愛らしい顔をしたクルマスズメ


[クルマスズメの記録]

  
※ 画像はクリックすると拡大します。(データは左画像から順に記載)
①:2009年8月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
②:2012年7月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
③:2014年6月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa


[クルマスズメの標本]


※ 画像をクリックすると拡大致します。


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