
ウメエダシャク Cystidia couaggaria (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ウメ・モモ・サクラ・リンゴ・ニシキギ・ツルウメモドキ・マユミ・エゴノキ・スイカズラなど
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約35㎜~46㎜前後のシャクガ科エダシャク亜科に属する蛾の仲間。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
昼行性の為、成虫は日中に飛翔中の個体や葉上などで静止している姿が見られる。
前後翅は白色で黒い独特の太い波模様が見られ、他種との区別は容易。
腹部は黄橙色で黒色の斑紋が縦に並ぶ。
日中にホストとなる植物の回りでたくさんの本種がひらひらと飛んでいる姿を目にすることがある。
[バラ科植物の葉で見られたウメエダシャク]




バラ科植物の葉をたくさんのウメエダシャクの幼虫が食べている様子で、
一度に蛹や終齢幼虫なども見られた
[ウメエダシャクの飼育記録]


左:6月1日 ヒメリンゴっぽい葉で幼虫を発見
右:6月1日 自宅のスモモで飼育


左:6月6日 終齢幼虫
右:6月16日 糸を吐いて蛹になる準備を始める


6月17日 蛹化


6月29日 羽化


6月30日 羽化
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