(1)年金の老後2000万円問題が急浮上して消えた年金問題のトラウマの安倍政権としては今夏の衆参同日選挙は遠ざかったが、昨年からの政府、政治の不始末窮状をみれば今夏の参院選は国民からの糾弾(お灸)の選挙となる公算が強いので、また憲法改正には否定的な意見も多く弱小野党に期待できない国民の判断とすればこれで衆参で憲法改正勢力3分の2以上維持は限りなく遠のいたとみることができる。
(2)安倍首相としてはこれまで国政選挙で負けなしの幸運が続いていたが、どこまでを敗北ラインとするのか考え、設定はあるが安倍首相が目指す宿願の改憲に向けて衆参での改憲勢力3分の2以上が崩れることは「敗北」といえて、安倍首相の党内求心力に影響が出て10月の消費税10%引き上げの判断にも影響が出て引き上げても、先送りしても安倍首相に対しては国民あるいは党内勢力からの批判にさらされて政治、政局は不安定感を増して安倍以後に動きが加速することも考えられる。
(3)当然、安倍4選という独壇場は消え去って政治目標を失った政局は安倍首相の任期終了を待たずに安倍以後に焦点が移る可能性は高い。これまでの有力候補者に菅官房長官を推す声もみられて政局は一気に流動的になり、党内混乱を招き政策にも影響が出ることが考えられる。
(4)そこで弱小野党がどう動くのか、今夏の参院選は安倍政治糾弾選挙で野党にはそこそこの成果はみられるだろうが勝利といえるものではなくて、弱小野党の試練は続きこのままでは参院選までは政治状況には大きな変化はみられないだろう。
野党は参院選挙対策としての1人区の1本化調整に走っているが、やはり政策論争としての革新的、独自的、創造的な自民党と対極する政策が求められる。
(5)そのための老後2000万円問題であり、国家財政累積赤字1000兆円超えであり、プライマリーバランス実現の政策、少子高年令社会の社会保障、医療、介護、年金問題に対する長期ビジョンにもとづいた持続可能な(sustainable)政策提言論争だ。
09年民主党政権での国民に圧倒的な支持を受けた公共事業の見直し、高速道路無料化、高校授業料の無償化、事業仕分けなど革新的な政策も財源不足、準備不足、理論不足で政権自己否定に追い込まれて国民の失望をかった。
(6)野党はいつまでもそれで意気消沈していてはいつまでたっても安倍政権のゆるみ、たるみの独走を許すだけで、これで政治が国民の期待に応えるものなのか野党としての責任も大きい。
支持率で自民党に大きく水をあけられているのだから、未来志向の今度は財源、理論にもとづいた革新的な政策提言、論争で国民に訴えるべきだ。
(2)安倍首相としてはこれまで国政選挙で負けなしの幸運が続いていたが、どこまでを敗北ラインとするのか考え、設定はあるが安倍首相が目指す宿願の改憲に向けて衆参での改憲勢力3分の2以上が崩れることは「敗北」といえて、安倍首相の党内求心力に影響が出て10月の消費税10%引き上げの判断にも影響が出て引き上げても、先送りしても安倍首相に対しては国民あるいは党内勢力からの批判にさらされて政治、政局は不安定感を増して安倍以後に動きが加速することも考えられる。
(3)当然、安倍4選という独壇場は消え去って政治目標を失った政局は安倍首相の任期終了を待たずに安倍以後に焦点が移る可能性は高い。これまでの有力候補者に菅官房長官を推す声もみられて政局は一気に流動的になり、党内混乱を招き政策にも影響が出ることが考えられる。
(4)そこで弱小野党がどう動くのか、今夏の参院選は安倍政治糾弾選挙で野党にはそこそこの成果はみられるだろうが勝利といえるものではなくて、弱小野党の試練は続きこのままでは参院選までは政治状況には大きな変化はみられないだろう。
野党は参院選挙対策としての1人区の1本化調整に走っているが、やはり政策論争としての革新的、独自的、創造的な自民党と対極する政策が求められる。
(5)そのための老後2000万円問題であり、国家財政累積赤字1000兆円超えであり、プライマリーバランス実現の政策、少子高年令社会の社会保障、医療、介護、年金問題に対する長期ビジョンにもとづいた持続可能な(sustainable)政策提言論争だ。
09年民主党政権での国民に圧倒的な支持を受けた公共事業の見直し、高速道路無料化、高校授業料の無償化、事業仕分けなど革新的な政策も財源不足、準備不足、理論不足で政権自己否定に追い込まれて国民の失望をかった。
(6)野党はいつまでもそれで意気消沈していてはいつまでたっても安倍政権のゆるみ、たるみの独走を許すだけで、これで政治が国民の期待に応えるものなのか野党としての責任も大きい。
支持率で自民党に大きく水をあけられているのだから、未来志向の今度は財源、理論にもとづいた革新的な政策提言、論争で国民に訴えるべきだ。