●ネコあしといっしょ●の記録

ヤプログ!で更新していたブログの記録。からの続きの日々。

ジブリの絵職人 男鹿和雄展

2009年01月14日 16時23分28秒 | 常日頃
今年になって手仕事がまったくできていない、エリコです。
んー何からはじめようかしら~


連休に松山に行ってきました

高速で片道2時間のドライブ
とても寒い日で、山間を見ると雪が降っているのが遠くからでもわかりました。

トンネルとトンネルの間は山の谷間で雪がたくさん舞っていて、
その中を通り過ぎると、雪が空間で止まっているように見えました

ん~なかなか幻想的な景色


今回の目的は、愛媛県美術館で開催されている
『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』

開催するのは知っていたけど、遠いからと諦めていたのですが
ちょうどみーちゃんの仕事が連休中にあったので、松山についていきました
 実は昨年もまったく同じ時期に、同じように仕事があって松山についていき
 愛媛県美術館で吉村作治先生のミイラマスクを見に行ったのでした


第1展示場は年代順に手がけられた背景画がずらりと並んでいました。
まずはじめは 「侍ジャイアンツ」や「ガンバの冒険」
「あしたのジョー2」「幻魔大戦」「はだしのゲン」 etc・・・
みーちゃんの年代の男性のつかみはOKって感じです。
私はわかったりわからなかったり・・・まわりの子供たちは・・・暇そうでした

普通の絵画と違って、アニメで使用されていたものなので
やたらと長細いモノや、遠景・中景・近景と分割して重なっているもの
セルに直接背景を書いているものなど
独特のものが多くありました。

この背景画の中にキャラクターが住んでいるわけで
草花などすべてのものが細かく表現されていました

ジブリの辺りに来ると、びっちり行列で全然前に進まない
トトロの寝床が原因でした。(多くは語りません
さすがトトロです。


↑ 美術館ロビーに鎮座。
みーちゃんよりでかいです。実物大なのかも


ジブリ作品は背景を見ただけでどこのシーンかすぐにわかります(ゲドとポニョ以外ね)
トトロ、魔女宅、おもひでぽろぽろ、豚、ぽんぽこ、耳をすませば、もののけ、千尋、ハウル、ゲド戦記、ポニョ
他にもいっぱい。

作品の雰囲気に合わせて、それぞれ絵のタッチが違っていて
同じ人が書いたとは思えないほど。
これも背景画を描く人ならではかも知れませんね~

次の会場に行くのに、いったん第1会場を出ると、なんと受付で入場制限がかかっていました!!
危ない危ない・・・

第2展示場は男鹿さんの仕事っプリを紹介していました。
デスク周りの実物大模型やアニメの背景画ができるまでの流れ
白い用紙から絵が出来上がるまでのVTRなど、職人技を見ることができました。

第3展示場ではトトロの折り紙を作ることができました~
・・・子供向けのワークショップだと思うのですが・・・
大人気なくかなり難しかったです
サポートしてくれる担当の方もいらっしゃいました。
子供たちはちゃんと折れているのだろうか・・・

みーちゃんは折り紙が苦手らしいので、私が折っているのを見物。
実際に折っているところを見たことがないので、どう苦手なのかはわかりませんが
自分には絶対ムリだと言っておりました

ちゃんと記念撮影できるところがあったのでパシャリ


↑ 私が折ったトトロ。顔は自分で描かねばならんのですが
トトロといえば、↑この”にっしっし~”の顔ですよね~


くすのき前~

すべて見終わって出てきたら、3時間くらい経っていました。
人が多くて少し大変だったけど・・・楽しいひと時でした