「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



この間のCPLDで作ったコンポジットビデオ表示の
VHDL。入力するビデオ信号の水平同期期間が少し
ズレる場合、実験の結果から見ると横方向に周期的
な歪みが生じて、映像が横に揺れる感じになって
しまうっぽいとわかりました。

こんな風に、映像がフニャフニャうねうねします。
多分、14.3Mhzの1クロック分に相当するのでは?

水平同期期間が63.4usからズレていることによって、
CPLD側のクロックとTINY2313側のクロックそれぞれ
の微妙なズレがこのうねうねとしたウネリを作り
出しているものと予想してみました。

では、水平同期期間をもう少し正確にしたらどうなるか。
それを実験してみました。TINY2313に入れたプログラム
を少し修正し、水平同期期間を64.3us→63.4usにして
みます。


こんな風になりました。一見してうねうねが少なくなって
いるのが判るかと思います。
ゼロにはなってませんけどね…。

というわけで、とりあえず63.4usに近づけることで
うねうねは軽減することは出来そうだけど、
一方、1クロック単位でタイミングを合わせないと
うねうねは消せそうに無いということが見えてきました。
(もっと言うと、14.3Mhzの4クロック単位で
 上手くシンクロすれば、うねうねは消える
 はずなんですが…)

この構成であれば、CPLD用のクロック源を
マイコン側にも流用することによって
プログラム上でも正確に910クロックで1ライン
描くといった感じの処理にすれば綺麗に表示
できる様な気がします。

でもいちばん簡単なのはやっぱり、CPLD内部
で映像信号自体を作り出すことだな…
そうすれば、クロックがずれるということは
(理論上)起らないので。

VHDLは一応できちゃったから、これをもとに
してもう少し大きなCPLD…たとえばトラ技
2006年4月号付録とか使って、簡単なカラー
映像の表示処理でもやってみればハッキリする
んだけどな…。



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