「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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PIC AVR 工作室 ブログ



ずっと懸案だった、オペアンプを使ったアナログカラー
ビデオの表示実験。

AVRで64色(R、G、Bそれぞれ2ビットずつ)の
ビデオ信号を出力して、それをオペアンプで演算して
YCbCrに、それを輝度信号(Y)、色差信号(C)に合成
→さらにY+C合成して64色のカラーコンポジットビデオ信号
にしちゃうというお話。

先日の
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/953.html
こんな感じで「なんじゃこりゃ」のまま放置状態
だったわけだけど、今日はちょっと早く帰ってきたので、
オペアンプをむかーし作った
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/143.html
こいつからLM6172を3個取り出して流用し、
回路の色んなところにオシロ当てて見た。

で、なんだかよくわかんないけど74HC161
(4ビット同期カウンタ)の出力がえらく変。
壊れたんじゃないかと思って、回路をよーーーく
見直してみたらGNDが繋がってなかった。
恥ずかしい。

で、気を取り直してGNDを配線。再度ビデオ表示
してみると…



出た。なんとなく出た。やっぱオペアンプ周りの抵抗
配線は間違ってなかったみたい。時間かけたからねぇ…

さすがにLM6172で、映像はビシッと安定してるみたい。

ただ、発色がちょっとだけ微妙。うーん。
全体的にパピコンっぽい。それはそれで面白いかも。

まぁ、抵抗計算を無理矢理E24系列に無理矢理丸めて
いるので、誤差があるのは承知のすけなんだけど、
このデジカメ写真よりももうちょっと微妙な発色。
白が写真よりちょっとピンクっぽかったり、背景が微妙に
青かぶってたり。

まぁ、それはアレだな。やっぱE24系列に丸めた誤差
だろうな。

一応64色出たんだけど、このオペアンプをTL072Dに
戻したらマトモに動くのやら…ちょっと心配。

Y、Cb、Crの各信号生成まではTL072より少しくらい
遅くても構わないはずだし、3.58MHz変調して
C信号合成をする74HC4052の出力先だけちょっと速い
オペアンプを使ってあげればなんとかなるんじゃない?
と皮算用。

それにしても、白だけはもうちょっとちゃんと出るように
したいな。オシロで当ると微妙に発色が変わったりする
ところを見ると、抵抗の誤差よりもノイズが原因なの
かもしれないな。

とりあえず今日はここまで。
一歩前進。(と思いたい)



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