ここんとこずーーーと取り憑かれていた例のオペアンプで
アナログコンポジットビデオ出力をしちゃおうっていう件。
とりあえずまぁまぁ安定したところまで行き着いた…
これまでの実験
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/972.html
では、ノイズが載ってイマイチ安定性とか色再現性に
欠ける所があったんだけど、今度はかなり安定。
ポイントは、どうやらオペアンプ周りのパスコンだった
らしい。
手を抜いて、VccとVeeの間に1個入れただけだった
から、それが悪さしていたんだろうな。手を抜いちゃ
いかんな。基本に忠実。慌てず急いで正確に、だ。
ちゃんと、Vcc-GND間、Vee-GND間の両方
にきちんとパスコンをつなぎ直したり、その近辺に大容量
の電解コンを追加してTL072Dを使って実験してみると…
うーん、相変わらず微妙な発色だけど、色は出た。C信号が
活きてるって証拠だな。
それにしても淡い発色。これはぴゅう太じゃなくて
むしろカセットビジョンだな。
オシロで眺めるとイマイチ変な波形なんだけど、例の
波形の劣化に厳しいパイオ○アのデッキに入力させて
みても、普通に表示されるレベル。うん。いい。
安定性はちょっと増した感じ。
ちなみにwindows7のマシンに繋いだキャプチャー
がようやく使えるようになったので、これはビデオ
キャプチャー経由の画像。デジカメよりも見た目に
近い発色。
なお、LM6172を使ってみるとこんな映像。
やっぱこのくらい毒々しい発色がほしいな。
高速オペアンプはやっぱ伊達じゃない。
この間TL072Dで発色が変だったのは、もしかしたら発振
しやすいチップだからかと思って、TL072Cに置き換えて
みたんだけど、TL072Cと同じくらいかむしろ少し淡い
くらい。やっぱオペアンプの速度によるのかな。
74HC4052の速度のほうが心配だったんだけど、そっちは
なんとなく大丈夫みたい。
ってことで、とりあえずオペアンプと8ビットマイコンを
使って、16ビットマシン=ぴゅう太程度のグラフィック
が表示できそうだなぁというところまでたどり着いた。
あとは例によってサイトに纏めておこうと思います。
今回の盛り蕎麦(調理例)。
ようやくこの盛り蕎麦を分解して、次の実験に備える
ことができるな。パーツは色々揃ってるんだけど、
ブレッドボードとジャンパー線が余ってないので
手が止まってた。(それ以上に時間が取れないのも
あるんだけど)
そうそう。盛り蕎麦分解する前に…
もしかしてオペアンプ1個(C信号を受けるところと
Y+C混合回路の計2回路)だけを高速タイプにしたら
ちゃんと出るんじゃないかな?
その実験だけやっておきたいな。そうすればもしか
したら高いオペアンプ、安いオペアンプを適材適所
に配置できそう。
そういえば、白やグレーがちょっと橙寄りに寄ってる
感じが気になるなぁ。LM6172にはこんな色が載ってて、
TL072Dは出てないっぽいんだけどな。そっちも気になる…
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