あらためてゲルマニウムラジオ。ケースの穴あけから。
構想としては、箱の中に一式入れっぱなしにしておいて、
イザ使うときには箱の中からイヤホンとかアンテナとか
取り出して繋ぐだけで使えるようなカタチをもくろむ。
箱の中に基板をおいてみて、あとはマジックペンで適当に
印つけてドリル。手を抜いた割にはまぁまぁズレずに
穴開けられて良かった…
グルーボンドがどこに行ったかわからないので、バー
アンテナはとりあえずセロテープ留め。見つからなかったら
あとでダイソーで買ってこよう。
左の黒いソケットはアンテナ線を繋ぐためのバナナソケット。
別にバナナソケットじゃなくても全然かまわなくて、
金属線なら何でも良いでしょう。ソケットねじ込むところに
無理やり挟み込めればどんなものでも大丈夫という企み。
さて実聴
まずは付属していた白い被服銅線(上の写真では
クルクル巻いてあるやつ)をソケットのネジ部分に
挟み込み、バリコンをクルクル回してみると、かすかに
声を拾う感じ。まぁ、部品10個もない回路だからね。
まずは完成でなにより。あとはバーアンテナの細い線
を間違えて切らないように気をつけるだけだな。
もうちょっと感度を上げてみることに挑戦してみる。
ゲルマニウムラジオって、昔学研の付録でずいぶん
試してみた経験があるんだけど、アンテナをどうするか
が肝なんだよな、と。方向性としては、長く、高く。
説明書には、100Vの商用電源コンセントに突っ込め!
と過激なことが書いてあるんだけど。え?えぇ!?
チキンなオイラはもっと安全な方法に逃げる。
この白いアンテナ線の先っぽをニッパでむしって
金属線をちびっとだけむき出しにしておいて、
それをアルミサッシの枠に触れさせてみる。
来た!
ビンビンです。さっきまでは1局かせいぜい2局が
かすかに「人の声」として聞こえる程度だったのが、
複数局でビンビンに聴こえちゃう。充分。
これだけ聴こえる代物なら、イザって時に少しは
役に立つでしょう。めでたし、めでたし。
あらためてFFT。ちょこっとだけ不要部分を削って
数百クロックを削除。うーん。この分を使って
窓関数も載せようかな。窓関数を通さないと
入り口と出口で不連続になる部分をノイズとして
拾っちゃって、あまりキレイな周波数成分が
取り出せない気がするんだよな。それか動作が
不安定になるか…
もうちょっとひねってみるか…
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