「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



http://hackaday.com/2013/12/09/the-40-x86-arduino/

39ドルで、x86互換コアを搭載したArduino!
これ良さそう。

Galileoとはまたちょっと違うアプローチなのかな。
ベンダーサイトとか、コアチップのpdfファイルとか
を眺めてみる。どうやら、DOSとかWindowsとか、
Linuxとかが動かせるようなアーキティクチャに
なっているっぽい。

ただし、
(1)メモリは小さめ(128MB)
(2)グラボは搭載してない

でも、クロックは300Mhz、5Vオペレーションで、
消費電力は400mA(3.3Vコア動作で?)という
ことみたい。
グラボさえなんとかすれば、古いDOSとか、
Windows95とかなら、一応動くってことなんだ
ろうか。

Linuxなら、グラフィックドライバは比較的
新しいのもあるんだろうけど、DOSやWindows95
だと、PCIe対応グラボのドライバなんて、
見つかりそうに無いなぁ。

でも、39ドルは、いいなぁ。
このVortex86EX Processorって、どんな代物なん
だろう?



http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07029/
秋月にも、LCD Keypad Shieldが。

オイラがaitendoで買った
http://www.aitendo.com/product/7410
これとはリビジョンが違うのかな。キーパッド周り
の分圧抵抗が違ってるかもしれない。

http://picavr.uunyan.com/avr_m2_dds_fg_ctrl.html
オイラの作ったDDSファンクションジェネレータの
LCDコントローラで使うには、スレショルド値の
変更が要りそう。



んで、そのLCDキーパッドシールドを使った、例の
実験
の続き。

こないだは、スイッチングACアダプタからのリプル
ノイズで、小信号時に出力信号がグチャグチャに
なってしまったんじゃ?とにらんでいたので、
電源回路にLCFフィルタを使ってみた。

(あ、実験の様子の写真撮り忘れたな)

で、この間の回路の電源部分に、LCRフィルタを挟んだ
回路を組んでみる。

動かしてみると…

この間よりも、まともな波形が出るようになった。
けど、やっぱなんか変な波形が出ちゃう。というか、
特定の周波数のノイズが載っちゃう。

無信号時の出力がこんな感じ。40mVppくらい。



オペアンプが発振しちゃってるのかな?とか思って、
発振源を色々探ってみたんだけど、色々と見て
まわると、どうやらオペアンプやCPU(arduino)は
問題ないみたい。

オペアンプやarduinoへの給電を行った状態で、
5Vライン(フィルター後)とGND間に載ったノイズ
を眺めてみる。



同じ周波数で、微妙なノイズが載ってるのが判る。
数mVpp。

この5V DCに載ったノイズが、オペアンプの増幅回路
(小信号時、約10倍に増幅)で40mVppに増幅された
って訳だな。

んで、このDCに載っているノイズの源を調べると、
やっぱりスイッチングACアダプタだった。

以前計った、LCRフィルター抜きのリプルは



こんな感じだったから、なるほど。同じ周波数。

折角フィルター回路を組み込んだんだけど、どうやら
500~600Hzの重畳ノイズをカットするには、カットオフ
周波数が150Hzだと、減衰が充分じゃなかったみたい。

さらに-20db(1/10倍)くらいにできればいいんだけど、
そのくらいのLCRフィルターの計算してみると…

L=4.7mH、C=1.0mF、R=0.91Ω、とか
L=2.2mH、C=2.2mF、R=2Ωとか、ってなる。
(カットオフ周波数=72Hz)


うーーーーん。でかいね。っていうか、手持ちには
そんなデカイ部品、無いな。

というわけで、2.2mHとか、2.2mFとかを入手して
おこうかな。

http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=6A5C-KRD4
直流抵抗が、結構でかくなるなぁ。

消費電力は微々たるモンなんだけど、シリーズ抵抗が
大きくなるのはなぁ…トロイダルコイルのインダクタ
の方がいいかな。鈴商にならあるかな。


もしくは、ワット級の負荷を並列にかけておけば、
スイッチングの発振周波数は高くなるだろうし、
リプルの振幅も小さくなるだろうから、そっちの
方が簡単かもしれない。
…いや、電気を大切にね。



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