この間から延々と先延ばしにしてきたあの実験。
NJM2360+外部トランジスタでどれだけの電力が
取り出せるのかっていうお話。
ブレッドボードではまともに電力が取り出せなかった
ので、専用回路を組んでみよう…と。
で、ようやくやってみた。
このとおり、エネループ4本から電力を取り出して、
NJM2360に外部トランジスタを通して、68Ωの
セメント抵抗を1~2個負荷として掛け、どんだけの
電圧が両端に掛かるのかを計測。
写真上部にある黒いパーツはインダクタで、ネジ留め
であれこれ交換できるようにしてあります。ブレッド
ボードと違って、電流をたくさん流せる仕掛け。
なお、電池→電流制限抵抗→インダクタ→SBD
→外部TR→電池 というループが最短距離になる
ように考えたレイアウトです。電池から出て電池に
戻るまでに6cm程度? 多分ここは肝。
まだ実験途中なので実験結果は後でまとめるとして、
とりあえず手元にある電力用インダクタなら、目標の
3W級程度の出力はいとも簡単に取り出せることが判明。
秋月で買ってきた4個100円の22uH 1.3A程度のものでも
3Wは平気で取り出せてしまう…
写真に写っている33uHのちょっと大きめインダクタなら
7W級の出力が取り出せます。(もっとでかい電力を
取り出すこともできるはずなんですが、テストに使った
回路では可変抵抗の調整範囲を超えてしまうので)
なぁんだ。やっぱりブレッドボードで実験してたのが
いけなかったんだな。NJM2360、結構いけるジャン!
というわけで、あとで結果をまとめます。
(効率を計算するためには電池から取り出している電流
と電圧も必要なんですが、そのへんの回路は端折った
ので効率の実験では今回は見送り)
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