「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



プリント基板は穴あけまで一応完成。

ちゃんと部品がはまるところにはまることを確認する
ために、大きな部品、背が高い部品を片っ端からはめて
みる。



うん。ばっちり。ちなみにAVRのチップはこの液晶の
すぐ下に付く予定。

まだICソケットにはIC類を載せてないんだけど、
クリアランスは大丈夫っぽい。


タクトスイッチが4つあるうち、黒はリセット。本当は
こんなところに配置したくなかったんだけど、スペース
と配線の事情でやむなく…。
それに緑のボタンの場所がちょっと…

せめてもの反抗として、黒のタクトスイッチはボタンの
背丈が低いヤツを。


6ピンISP端子やarduino-IDE(spark fanのFTDI basic
breakout)経由の書き込み端子もあるので、
arduinoでもAVR-STUDIOでもどちらでもok。
むしろarduinoのライブラリの方が若干使いやすい
ピン配置にしてあるので、お手軽なarduinoで使いたい
ところ。


ちなみにシールド用の拡張ピンソケットが無いけど、
ISP端子やFTDI basic breakoutを外した後、その
ピン経由で拡張ボードをつけることが可能になってて、
そこに赤外線リモコンとか色々取り付けできるように
という魂胆。

ボタン配置がイマイチだとか、ジャンパー線が7本もある
とか、その他色々と妥協の産物ではあるんだけど、
実際に使ってみて使い心地が良ければうれしいな。

まずは半田付けだ。



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土曜に基板のバグっぽいところを一通り洗い直し、
ダメ押しで日曜日にさらに見直しをして、ようやく
プリント基板の作成に。久々の感光基板。

クイックポジのP10Kを使用。前回使用時の経験からすると、
以前のカメレオンレジスト10Kに比べると細かい配線が綺麗に
出ることは判ったんだけど、なんとなく扱いがシビアな
感じ。今回もうまくいくのかどうかは一抹の不安も…。

で、早速やってみると。現像→エッチング後の状態。


こんな具合。ICのピン間を通している細い配線が0.4mm。
このくらいは全然問題なし。キレイ、キレイ。

まぁ「うまく行ったなぁ」と言いたいところなんだけど、
実際はテンヤワンヤ。


まず感光時間。ちょっと古い感光基板の買い置きなので、
データシートによると、感光時間を延ばさないといけない
みたい。それがまた光源の種類によって伸び方が色々らしい
ので、一発勝負的な感じ。嫌な予感。

とりあえず1.2~1.5倍程度に伸びるような予感なので、
新品で3分だったことから計算すると…4分少々?
とりあえず4分10秒でやってみる。

次に現像。現像液の粉を道具箱から取り出す…
うっ、固まってる…

未開封なら劣化しないらしいんだけど、開封してだいぶ
経つから、劣化してる予感。まぁ、前回同様に少し
少なめの希釈ソリューションでどうだ!?

…待てど暮らせど全然現像進まず…。

やっぱ現像液が劣化したか???少し濃くしてみるか?

…濃くしてみてもあまり変わりなし。若干進んだ?

感光時間が足らないとか?じゃぁ前回同様にダブル焙煎
行ってみるか?位置あわせが心配だけど… 感光1分半追加。

…あまり変化無し。

残ってる粉全部溶かしちゃえ!

…ようやく現像が進み始めた。ふぅ。


で、なんとか現像はできたんだけど、ダブル焙煎の結果
やっぱり部分的に感光がずれた… orz



こんな風に、一部分のパターンがずれてショートしちゃってる…
あとでプラカッターで離さないと。あとこの付近は配線の
エッヂがギザギザで汚い…。

現像とエッチングですっごく時間を取ったので、結局
週末は穴あけまで進まなかった… しかも疲れた…
(肉体的にも精神的にも)


とりあえず今回の教訓。
感光時間はちょっとくらい長めでも大丈夫そう…むしろ
短いのはアウト。感光が充分に進んでない部分は現像時に
まったく反応が進まないので、むしろ長めを心がけたい
ところ。
それと現像液の粉は一度開けると少しずつ劣化するみたい。
一度に大袋で買いだめしておくのも考え物。


基板関係は、あと穴開けて半田付けすれば完成かな。
筐体は土日にケガキ線を入れてあるので、あとはちょっとずつ
ボール盤で穴あけしていくだけ(のはず)。

プログラムは、機能を最小限に絞ればそれほど手間かけずに
完成するでしょう。arduino使えばあっという間。


…ようやくイスカンダルが見えてきた。

でも、佐渡先生曰く「百里の道を行くときは、九十九里を
もって半ばとせよ」だからな。あとは何も無いといいんだ
けどな。



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昨日考えていたことの裏取り実験。

(1)疑問その1

arduinoのMsTimer2ライブラリを使って1ms毎の
割り込みを利用しつつ、同時にPWM時の出力ピン
(OC2A、OC2B)から内蔵タイマーで生成した波形を
出力できるのかどうかってお話。

リクツから言えばできないことは無いと思うんだけど、
ライブラリソースの記述内容如何によっては支障が
出る可能性があるかも…と。


(2)疑問その2

ISP端子に圧電ブザーや圧電サウンダを取り付けたときに
ISP機能を阻害しないか。


で、実験の前にまず調査。
http://www.arduino.cc/cgi-bin/yabb2/YaBB.pl?num=1240867372
こんなのが。あまり細かくは読んで無いんだけど、
delay関数との相性でトラブッているんだかいないんだか。

事実は良くわかんないけど、とりあえず既存機能と
相性悪そうなのはやっぱり「時間管理」関係の機能みたい。


で、昨日描いてた回路図を元に、OC2A端子からタイマー2
の波形を取り出してみることに挑戦。OC2A端子に圧電ブザー
を取り付けて、こんなスケッチを動かしてみる。
(例によって不等号記号は全角に変えてあります)

#include <MsTimer2.h>

// Switch on LED on pin 3 each second
// and buzz intermittently


void flash() {
static boolean output = HIGH;

digitalWrite(3, output);
output = !output;
}


void buzz_on() {
TCCR2A &= ~(1<<COM2A1);
TCCR2A |= (1<<COM2A0); //set ports togling when compare match
}

void buzz_off() {
TCCR2A &= ~(1<<COM2A0);
TCCR2A |= (1<<COM2A1); //set ports no togling when compare match
}

void setup() {
pinMode(3, OUTPUT);
pinMode(11, OUTPUT);

MsTimer2::set(500, flash); // 500ms period
buzz_on();

MsTimer2::start();
}

void loop() {

buzz_on();
delay(100);

buzz_off();
delay(300);
}


3番ピンに繋いだLEDを、MsTimer2ライブラリの割り込み
を使って0.5秒毎にトグル(点滅)させておき、LEDとは
シンクロさせずに0.4秒おきにブザーを鳴らすというスケッチ。

とりあえずうまくいきました。arduinoの基本機能や
ライブラリ間で齟齬はなさそう。

ちなみにブザーから音は出ますが、ピンから出力できる
のはデューティー比1:1の矩形波のみ。これはPWM出力を
使っていないため。一定周期おきにピン出力をトグル
させるというのがmegaシリーズの仕様。MsTimer2を使う
際の制約とった感じ。


さて、疑問(1)は無事クリア。次、(2)。

OC2A端子はISPのうちMOSI端子と重畳されているので、
OC2A端子に圧電ブザーを取り付けたままでISPができる
のかどうか…ってこと。

実際にAVR ISP mkII経由で接続してみた。

…通信でエラー出た。

ブザーを外してから接続するとエラー無し。


圧電ブザー自体はホントはほとんど電流を流さない
代物のはず(等価回路はコンデンサーっぽいモノ)。
なのにISPの通信がうまくできないのはなぜか?
直流抵抗は大きくても、コンデンサ成分の
アドミタンスが信号を通してしまっているってこと
なのかな…と。

ISPの信号を邪魔しない方法を考えてみる…。
OC2Aから10kΩの抵抗を介してブザーに繋いでみる。
(元々直流抵抗成分がデカく、電流がほとんど
 流れていないので、これでも鳴るはず)
ISP周りを他の機能と重畳させるときには、山根さん本
によるとたしか10kの抵抗を使えとあったので。

…音出た。山根さんの言うとおり。若干だけど音が
小さめ?それほど減衰はしてないので、充分ブザー
として役に立つレベル。
一方ISP通信のほうはというと、こっちも大丈夫。
良かった、良かった。


さて、最後の課題。圧電ブザー(他励式)の代わりに
圧電サウンダ(自励式)を接続してみる…。

10kΩ抵抗経由で繋ぐと音が出ない…だめだ。


結論。

圧電素子は、10kΩでOC2A端子に接続するとISPの機能
を阻害せずに、しかもタイマー機能で自動的に発振
させて音(矩形波)を出すことができる。しかし自励式
の圧電ブザーは駄目。


とりあえずそんなあたりが判ったので、これを元に
回路図の見直しだな。とりあえず前進。

圧電ブザー(他励式)でも圧電サウンダ(自励式)でも
動くようにしたかったんだけど、まぁそこはISPと
プログラムのし易さどちらを取るか…っていう選択だな。



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ちょっとずつ、アイデアがカタチになりつつあるのは
やっぱちょっとうれしい。この週末でどのくらいまで
完成に近づけるかな?

基板作成、プログラム作成、筐体作成…どれもまだ中途
状態。ガム粘らねば。久々にボール盤で穴あけしまくり、
その前に東急ハンズだな。DOITではやってくれないのだ…

間に合うといいんだけどなぁ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000017-rbb-sci

今年は正月から月食だったけど、これで3回目。しかも
皆既。晴れるといいな。この日は万端でこれに備えたい。
(大丈夫かなぁ…?何もおきないといいんだけど…)

赤黒い月は子供のころから何度か見たことがあるんだけど、
写真におさめたことはまだ一度も無いんだよな。
しかも900mmとなると、普通の明るいお月様
と違ってシャッター速度が極端に遅くなるから、
ブレが心配…。無理やり高感度の高速度でたくさん
撮っておいて、yimg.exeでコンポジットしちゃう
作戦かな。

それにしても厳しいな…月の出時点で皆既直前。
高度が低いっていう点と、低高度だと遠くにちょっと
だけ浮かんでいる雲でも影響されちゃうし…極軸
あわせも大変。うーーーーーん。
http://homepage2.nifty.com/turupura/gessyoku/kako/20101221/20101221_menu.html

そもそも、地球の影の真ん中を突っ切るかんじでは
ないんだな…今回は。


tokoyaさんのブログにて、オイラのおじーちゃん的
存在のレスリー・ニールセン氏、死去の報。

裸のガンを持つ男シリーズも強烈だったけど、
フライング・ハイ、フライング・コップで病み付き。
DVDも買ってしまった。

ご冥福をお祈りしつつ、合掌。


というわけで、GEOに行ってDVDを借りてくる。
といっても追悼のレスリー・ニールセン出演作ではなく、
探してたのはゼブラーマン・ゼブラシティーの逆襲と
TRICKの最新作。どっちも見当たらなかったので、
目に留まったゲームセンターCXを2枚借りてくる。

っていうか、ゲームセンターCXってレンタル屋に
置いてあったんだなぁ。ラッキー。一度見てみたかった…

お目当ては、魔界村と妖怪道中記。オイラがゲーセンで
やったことのある中で、異常に難しかった記憶のある
2作。(DVD中の映像はゲーセン版じゃぁ無いんだけど)




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少しずつpcbeでプリント基板レイアウトの作画を
進めて来たんだけど、ようやく形になってきた感。

pcbeとは別にいわゆる回路図エディタでも
並行して回路を書いているんだけど、片面基板で、
アレコレ機能と部品を盛り込むとなると、

   回路図→基板レイアウト

という単純な一方通行にはもっていけず。要所だけ回路図
で描いておき、それを元に基板レイアウトに置いてみて、
あとは入るだけの機能と部品を入れ込んでみた。その結果
を回路図にも反映しなおすという寸法。

とりあえずpcbeでレイアウトしたのが間違えなさそう
なのをほぼ確認したので、プリントアウトしてから
例によってこんなことをしてみる。



部品を紙にプスプスと挿してみるわけ。

こうするとレイアウト上でサイズが間違えてないかとか、
部品同士が干渉しないかとか、高さ方向で齟齬が無いか
とか、部品の裏表の間違えが無いかとか…

プリント基板を作らなくても事前に一通りの確認が
できるので、基板描くときにはいつもこれをやってから
ということにしてます。抵抗のような低くて小さい部品
はともかく、この写真のような大きい部品が特に、頭の
中だけでは見落としが…。

とりあえずバグや機能不全は無いだろうことは見えた。
よし、よし。


さて、次の課題。

実際にプログラム書き込んで動かした際に、これで
機能的に足りてるのか?の確認。

LCD…大丈夫っぽい。LED…大丈夫っぽい。
タクトSW…大丈夫っぽい。コネクタ類…大丈夫っぽい。
圧電ブザー、  …うーん。自励式、他励式とも使える
ように考えてたんだけど、出力端子が普通のデジタル端子
なんだよな…。

PWM出力有りの端子を使ったほうが便利だもんなぁ。
ちょっと次善策を練る…。うん。もうちょっと弄る
方が良さそうだ…。
それと、タクトSWはもうひとつくらい欲しいなぁ。
リセットボタンの位置もイマイチなんだよなぁ。


ちなみにこのボード。WIN-AVRでもarduinoでもどちらでも
使えるように、プログラミングの端子はISPの6ピンと
spark fanのFTDI basic breakoutの両対応。いいとこ取り。

いくつか実験的な仕組みを組み込んであるので、本当に
これで動くのかは別途ブレッドボードで実験しておかないと
いけないかな。


それにしても、こうやって手にとって弄り回して遊べる
っていうのはスバラシイ。頭の中だけで、もしくは
ディスプレーの上だけで考えてると、どうしても限界が
あるからな。

この間の工作用紙にしても、今回のこの回路図にしても、
いやそれだけでなく普段の仕事上のドキュメントも
そうだけど、プリントして手に持ってパラパラと
…手で触りながら…眺めて見ると、なぜかわかんないけど
ディスプレー上で眺めても判らなかったことがビビビッ
と来ちゃうんだよな。

これだから、ペーパーレスはいつまでも実現されない
のかもしれん。

いまさらだけど、紙ってやっぱ便利だな。



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