やっぱり、ノイズを発生させている原因がワカラナイ。
例の
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/2108.html
この回路。スイッチングACアダプタからのリプルが
消しきれずに、そのノイズが悪さしているものと
思ってたけど、違うみたい。
今日は、Arduino-Uno基板上のレギュレータを使って、
リプルを取り除いた5V電源を使ってみた。電源オン。
うん。リプルの少ない、5Vの綺麗な電源が出てくる
ことを確認。
コイツから、DACやオペアンプの電源を取り出して、
回路全体を動作させてみると、DC5Vの出力に載る
交流成分はこんな感じ。
ん?駄目ジャン。
コイツにFFT掛けるとこんな感じ。
500Hzくらいの三角波だから、当たり前だけど
こんな風に、500Hz、1500Hz、2500Hz…と、奇数倍
の周波数成分。
例によってLCRフィルターを掛けてみる。
かなり軽減したものの、綺麗に削れたってほど
じゃぁないなぁ。
これで出力してみると、やっぱり小信号時に波形
がおかしくなっちゃう。うーーーーん。
オシロをいろんなところに当ててみるも、どこが
原因になっているのかがイマイチ判らず。
波形的には、チョッパ回路から発生しているノイズ
っぽい感じに見えるんだけどな。
原因になりそうなところを洗い出してみる。
(1)LCD+コントローラ部分
(2)DDSファンクションジェネレータ部分
(3)DAC回路部分
(4)オペアンプ部分
(5)その他
最初にアヤシイなぁと睨んだのは(4)。
小信号時にゲインが0.5倍くらいになっちゃう
から、不安定になってるのかな?と。
でも、今回使ったNJM2732はユニティーで不安定
とは書いてないな。これが原因じゃないみたい。
っていうか、電源線にまでノイズを還流させる
ほどの原因にはならないだろう…しかも三角波は。
次に考えたのは(3)のDAC回路。といっても、
IC1個で作った回路だから、やっぱり電源線を
汚すほどのものじゃぁないだろうと。
次は(2)のDDSファンクションジェネレータ部分。
ここは単にSPIでDAC-ICに信号出してるだけだから、
発振源ってほどのノイズ出したりしないだろう…
(5)として考えられるのは、主にスイッチング
電源と、Uno上のシリーズレギュレータ。
ここは、回路上はあまり考えにくい…
残るのは(1)のLCDとコントローラ。コントローラ
は単なるArduino基板だから、500Hzくらいの三角波
を出力するほどとは思えない…。
とすると、LCDのシールド周りってことになりそう。
LCDシールドが500Hzくらいで発振するとしたら、
その原因はどこだ?
LCDの表示ドライバが、内部でどんな電圧を生成
しているんだろう?LCDは負電源が必要だから、
なんかノイズ源になるような動作してるかも
しれない…。
一方、バックライトは、回路図を眺めるかぎり、
シリーズ抵抗で電流制限掛けているだけっぽい。
ぽいけど、ちょっと違う。
D10端子のPWMで明るさ調整出来るんだった。
D10のPWMの発振周波数は490Hzだな。これか?
そもそも10mVレベルのノイズを振りまくほど
なのか?
そして、三角波のノイズを出す原因になるのか?
周波数はバッチリな気はするんだけどな。
とりあえず、LCDバックライトのPWM調光をやめて
みようか。それでノイズが消えたら、これまで
一体何をなやんでいたのやら…だよな。
バックライトは白だからVfデカいし、面積もある
から、結構電力使ってるだろうことは想像できる
んだけど、これが本当に原因なのかなぁ…
とりあえず、実験してみよう。
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