今年も村のお茶摘みが行なわれた。
村には「日役(ひやく)」というのがある。
男衆は鹿柵修理、女衆はこのお茶摘みが毎年の「日役」になってる。
出られへん家は、時間当たり1000円、大抵は4時間日役なんで4000円を徴収される。
私もお茶摘み7回目で、作業自体にはだいぶ慣れてきた。
それでも、途中の休憩タイムはいまだに苦手。
好奇心旺盛なお婆さん達の中に混じってたらろくなことないから、ぶらぶらとあたりを見て回る。
お茶畑から、私の住む集落方向が見渡せる。
ちょうど田植えが終わって、田んぼが冬の薄茶色から淡い緑色に変わった。
稲の苗が育ってきたら、もっと一面青々と、村全体が緑に覆われるやろなあ。
カエルもゲコゲコ鳴きだすやろなあ。
いつも丸坊主にしてしまう我が家のお茶の木。
今年は摘んでみよかなあ。
んで、紅茶でも作ってみよかしらん。