雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

仕事する 犬も楽しみ ないとダメ

2013-01-10 09:28:49 | 風ママの研究&学会ネタ・わんこニュース
また、本のネタなんですが

この前読んでいた「イヌは匂いの夢を見るーなぞに包まれたイヌの嗅覚を科学するー」外崎肇一さん著のついてです。


そこには、癌探知犬「マリーン」の誕生秘話などが載っていました。



袋詰めした健常な人の息と癌の人の息を嗅がして、ちゃんと癌患者なものが識別できるという能力です。


テストの段階では、健常者と思っていたスタッフの息に対しても「癌反応がある」とマリーンが伝えるので、後日検査したら、本当に癌がみつかったという例もあったとか。




もともとマリーンは、家庭犬で

飼い主さんの息の匂いを嗅いたら、その飼い主がさっき食べたものの食品素材を当てるというゲームを得意としていたそうなんです。


そこから犬の嗅覚のすごさに着目して、癌患者の息の匂い選別ができるかというテストに入ったとか。



こんな犬が増えたら、癌の再発に不安を持っている人には、ありがたい話。


人間だけじゃなく、うちの風ちゃんだって、そんな癌の匂いがわかるお友達犬がいたら、全身麻酔でのCT検査も必要なくなるかも・・・・。


なんて考えちゃいました。



でも、この本には、犬の集中力を考えたら、その犬が癌の判断の仕事を任せられるのはせいぜい4~5人分。


それ以上は、集中力がなくなり、犬にとってストレスになる可能性がある・・・みたいなことが書いてありました。


テスト中も、マリーンの気持ちを察し、途中で楽しいボール遊びをするなど、飼い主とのハッピーな時間をしっかり入れていたとのことです。



実際には、マリーンのような犬を作るには、時間も費用もかかるし、個体差もあり、量産するには難が多いとのこと。


それよりも、犬の嗅覚なみに息の匂いを判断できる機械を開発した方が、量産も可能だし現実的だ
と綴られていました。





多分、お仕事をしている犬も、仕事でしっかりと集中するために、他の時間は楽しいことをいっぱいしてもらって、モチベーションを保っているんだろうな。

と思った私です。







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