The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

人類の進化と乳酸菌

2014-09-01 06:09:03 | 世界経済
             
 赤い夕日を、in Africa 、じっと見入る1頭のゴリラ、これについて意見がわれる、
 1、ただ見ているだけ
 2、感動していたのだ

 イヌは見ることはあるが、見入ることはないだろう、ネコはなさそうだ、真っ赤な夕日を見入るゴリラには「なにか」がありそうだ、ところで、人類進化のプロセスで、どのあたりで、ゴリラなどと枝分かれしたのか、ほんのちょっとのモメントではあるまいか。

 今年だったか去年か、NHKのラジオ番組で慶応の教授が、
 「人間の脳と腸には密接な関係があり 腸の異常は身体に悪いだけではなく 大脳にも影響をあたえる」
 ここで、重要な病気との関連について専門的な意見を述べ、さらに、
 「人間の腸は ゴリラの腸よりも短い」
 「ヒトは消化をスムースにすることによって 大脳にエネルギーを投入することを可能にした」

 効率的な消化システムを獲得することによって、大脳に栄養とエネルギーを注入して、進化の道を駆けあがることに成功した、というのだ。

 意外な角度からのアプローチ、これが本当ならば、人類の進化は、乳酸菌のおかげになるのかもしれない。

 ところで、肉や魚の主成分はタンパク質だが、腸で吸収されるためには分子レベルでなければならない、タンパク質はアミノ酸に分解されて人体に摂り入れられる、炭水化物は単糖類、母親の胎内では、このアミノ酸が各種のタンパク質になり、次世代の人類のカラダとなる。

 ベルクソンは、人間の脳はオルガンで、演奏者は別にいるとしたが、あるいは、演奏者のひとりは乳酸菌ということにならないか、どんなものかな。