赤い夕日を、in Africa 、じっと見入る1頭のゴリラ、これについて意見がわれる、
1、ただ見ているだけ
2、感動していたのだ
イヌは見ることはあるが、見入ることはないだろう、ネコはなさそうだ、真っ赤な夕日を見入るゴリラには「なにか」がありそうだ、ところで、人類進化のプロセスで、どのあたりで、ゴリラなどと枝分かれしたのか、ほんのちょっとのモメントではあるまいか。
今年だったか去年か、NHKのラジオ番組で慶応の教授が、
「人間の脳と腸には密接な関係があり 腸の異常は身体に悪いだけではなく 大脳にも影響をあたえる」
ここで、重要な病気との関連について専門的な意見を述べ、さらに、
「人間の腸は ゴリラの腸よりも短い」
「ヒトは消化をスムースにすることによって 大脳にエネルギーを投入することを可能にした」
効率的な消化システムを獲得することによって、大脳に栄養とエネルギーを注入して、進化の道を駆けあがることに成功した、というのだ。
意外な角度からのアプローチ、これが本当ならば、人類の進化は、乳酸菌のおかげになるのかもしれない。
ところで、肉や魚の主成分はタンパク質だが、腸で吸収されるためには分子レベルでなければならない、タンパク質はアミノ酸に分解されて人体に摂り入れられる、炭水化物は単糖類、母親の胎内では、このアミノ酸が各種のタンパク質になり、次世代の人類のカラダとなる。
ベルクソンは、人間の脳はオルガンで、演奏者は別にいるとしたが、あるいは、演奏者のひとりは乳酸菌ということにならないか、どんなものかな。