" To tell the difference between the fact and the fantasy is a test of maturity.
And , it may be the fantasy that can express the sorrow and the truth of a man."
「ここが タケシタドーリなのか」
かたわらに若い女性、清楚で気品がある、あの女王がヘンシーンしたのだ。
昨日の夜、むなさわぎ、
「トン トン」
やっぱり、
「ふふふ だれでしょー」
あのイジワル・ババアだ、とりつかれちまったかな、
「109は見たが タケシタドオリはまだ そこでじゃ」
うっかりした返事をするとタイヘンなことになる、ヘコキムシからクソムシ、それをフンコロガシまでまけてもらった、来生はフンコロガシだって、
「なんなりとお申しつけください 女王さま」
「なにをたくらんでいるのかな このヒネクレものが」
「めっそーもございません 女王さまのためなら たとえ火のなか水のなか 煮えたぎった油の中にでもドボ-ン・・・」
「ふん うすきみがわるい」
そんなこんなの竹下通り、エジプトの女王、なんとハタチの女の子、かがやくようなすがた、テレビCMのトリンドルなんとかの、
「あたし きょねんよりも ちょっと きれいになったかも」
「どどどーしたんですか」
「109でそろえたのじゃ」
「そうじゃなくって その若さです」
「古代エジプトのピラミッドパワーだ いま 北極では オーロラが発生しているはずだ」
「・・・」
「ただし 3時間しかもたない」
「3時間たったら 消えなければならない」
はやく消えてもらいたいもんだね、まったく。