今回の空爆に、サウジをはじめイスラムの国々は賛成のようだ、過激な集団の暴走はイスラム世界全体にマイナス、残虐な処刑シーンの実況は狂気の沙汰(さた)だ。
あそこまでやっては同意できない、こうした過激グループを生み出したものはだれか、それとは別の問題・別の次元になってしまった。
今回の空爆は練りに練ったもので、精密に計算されているようで、待ってましたとばかり最新の技術を動員していたのではあるまいか、何十センチいや何メートルのコンクリートの壁を貫いて爆発する特殊爆弾、これによって、ISISのカリスマ・リーダーが、どうなったか。
そして、衛星を使っての追尾、やらせるだけやらせておいて一挙にたたく、ガリアの地で・ブリテン島で・アメリカで・オーストラリアで、タスマニア島のnativeは全滅しているが、その数十年後、はるか北方の島国に、二個の原子爆弾・・・だれがいいか悪いか、どちらに原因があったか、それは、世界地図一枚を広げれば一目瞭然だろう、地球の各地に白人の国・ヨーロッパ系の国々、それが、なによりも雄弁に物語っていないか。
16世紀、カリブ海の島々で何が起きたか、わずか数十年で、
「数十万人の原住民が 数百人になった」 - ドミニコ会修道士 ラス・カサス -
17世紀、中南米の各地に、Matanza・Matanzas(トサツ・トチク・サツリク)という地名が命名されている、その構造はなんだったのか。
オリンピックの表彰台でアボリジニの血を引くアスリートがコブシを突き上げた、「歴史への抗議」、この大陸では、原住民の混血がすすめられ彼女の外見は、浅黒いことを除けば、ほとんどが白人系、中国がチベットやウィグルでやっていることだろう、男の子は間引かれるケースが多かった、これと同じことが、ガリアでブリテンでアメリカで行われたのかもしれない、
「白人の正義は 白人の利益になる正義」
だから、本来であれば、日本・中国・インドが協同で、イランを入れてもいい、「近代の総決算」の声明を発表するべきではあるまいか、アジア・アフリカ・太平洋の島々の人々が拍手喝采をする、これこそが、本当の仕事・当為の政治ではあるまいか。
枝葉にとらわれていては、本体を見逃してしまう。