ウオールストリートのマネージャーの一行がニッポンにやって来て、高級店で昼食を摂ったのだが、その代金が一人7000円、
「なんて やすいんだ」
あちらでは、この値段では、これだけのモノは食べられないらしい。
こっちのオトコたちは、ワン・コインだ、「コモサラ」とミソ・スープで460円、
「スキヤキドンが 食いてえなあー」
630円、ワン・コインをオーバーしてしまう。
あちらのマネージャーには7000円ぐらいはなんでもない、まあー それだけの仕事をしているんだろうが、いのちを削る毎日、一瞬の判断、一分間に数百回の売買、もちろんプログラムがやってくれる、といっても気がぬけない、
「イキをしろー イキを」
止めてしまっていたのだ、細かい数字にとらわれていては大局を見失う。
ニッポンの大手はどうか、本社の命令どうりに動かなければならない、だから、いつまで経っても相場カンが育たない、入社のままなのだ、同期で中小の証券会社に行った友人に電話して聞いていた、今は、どうだろう、
「月に50万 儲けられれば ワタシだって独立しますよ」
数人数十人の客を持ち、あれやこれやの知ったかぶり、オオゾンさせて「はい 転勤」、オオゾンさせていても手数料で会社には貢献している、そうやって稼いだカネは、カネの一部は、Caymanでタックスヘイブン、政府や財務省は知らんぷりか。
ところで、あれは、思っていた以上、オランダやアイルランドを経由してスイスの銀行へ、きれいにマネー・ロンダリング、だから、パチンコ産業の何千憶円、こうやって運用され、どこかの国のマスコミをコントロール、朝から夜までのおばか番組、「こわい こわい」を連発させ、おとこはふにゃぬにゃ・おんなはおーぼー、子供はキャーキャー、日本人をこんな風にした、こういった構造とプロセスを、公安や税務関係、知っていたんだろうか。