20世紀初頭のA.アインシュタインの相対性理論ほど衝撃的なものはなかった、なにしろ、
「この世界に 絶対的なモノはない」
時間も物質も相対的である、あらゆる価値が根拠を失ってしまった。
イチバンの被害者はカトリック、天地創造もあやしい、キリストもフィクションか、
「どうして ナチスのガス室の子供を 救わなかったのか」
人間の側に立場を移していたプロテスタントは、比較的に被害が少なかった、イスラームはどうであろう、ここは、子供の頃から徹底的にスリコむから、その疑問が起こらないのか、しかし、それだけに近代を創出できなかった。
2千数百年前に、これを知っていた仏教はどうか、ここでは、それを認識するだけではなく体験して行こうとする、しかし、
「仏法は高妙なれど僧侶は人間なり」
しかも、どうしようもない連中、これを社会の中心に据えると、まず、うまくいかない、この現象世界は、まことに
「ままならない」
さすがに釈尊は、そうなってしまうのは、
「わたしの法が真実であることを 証明している」