The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

ワセダのオトコ 上

2018-09-18 12:12:27 | 世界経済
 
 ニッポンのオトコ。おとなしくなってしまった、ギャアー・ギャアー泣きわめく子供を注意しない・注意できない、ここはヨコハマ、 
 「市長 オンナだったな」
 「いちおーはね」
 「なぜ ヒトコト 言わないのかな」
 「そんなことしたら」
 「次の選挙で 女性票が逃げてしまう」
 「そんなもんかな」
 「そんなもんさ」

 オトコたちが元気だった時代がなつかしい、さて、昭和50年代後半の早稲田大学の近くに、ちょっと左翼的なオトコがいた、
 「あの戦争 負けてよかったんですよ」

 あの戦争とは第二次大戦、300万人が死んだ、どういうリクツか、
 「もし 勝っていたら」
 「・・・」
 「軍人がえばって しかたなかったでしょう」

 戦時中の町内の訓練で、竹ヤリをふりまわさせられた、
 「5000メートル上空のB29を2メートルの竹やりで どうしろというんですか」
 だから、
 「ちょっと どどきそうにありません どうしたらいいんでしょうか」 
 顔を真っ赤にして、
 「ニッポンには ニッポンには ヤマトダマシイがあるんだ」
 マンガのカメハメ波みたいに、タマシイが飛ぶんでしょうか、だから、みんなで、
 「はっはっはっ」

 怒った怒った、
 「おまえたちは おまえたちは 非国民(ひこくみん)だー」

 ワセダのオトコ、
 「こんなのが のさばっていたんだ」

 明治憲法では、統治権と統帥権があり、統治権が政府・統帥権が軍隊、その上に天皇陛下がいたが、このふたつを統御するのは、困難であった。