The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

16 昭和の二人

2022-02-03 09:17:15 | 世界経済


 石原慎太郎と三島由紀夫の対談があったと思う、二人は若かった。

 時代も若い、出版・新聞・マスコミは人気者が欲しかったんだろう、タイヘンな集客力だった、その内実はどうか。

 三島の文章力について、
 「空前絶後の文章の達人」
 これは、武田泰淳、実際はどうか、地味だがもっといいものがあったのではあるまいか、しかし、それでは本が売れない・・・
 そんな時代だったのかもしれない。

 三島のライフワークのラスト、
  数珠を繰るような蝉の声があたりを領している、それ以外には何もない、  庭の木立は夏の日盛りの日を浴びて「しんとしている」
 これが是非善悪を越えた境地らしいが、どんなものか、
 「ほめすぎではあるまいか」

 それよりも死を目前にした学生の文章の中に、
 「真実がある」

 だから、二人の文学は、
 「ショウワのアダ花」

        
 


15 クロサワが撮りたかった映画

2022-02-03 08:35:49 | 世界経済
 I think that Kurosawa wanted to shoot a film about the battle between Emisi and the army of government .
 But , it had many troubles even now , 
 We may be able to appreciate those scenes from his other movies .   
 
 石原慎太郎が亡くなった、
 「時流に乗った作家か」
 「オオモノもいなかった」
 かつて、山登りの折、山小屋で中年の婦人が、
 「あの人 エロ小説を書く人でしょう」

 さて、本題、黒澤が、本当に撮りたっかったモノが、蝦夷・俘囚軍と天皇軍の戦闘ではあるまいか、東北の山野に展開した死闘である、だが、さすがに、今でもモンダイがある。
 しかし、我々は、彼の映画のいくつかのシーンで、それを想像できる。