その日の静はどんなに美しかったことか、
「この人 北方系ではあるまいか」
一辺が1センチの立方体と2センチの立方体を比較すると、1センチの体積は1立法センチ、表面積は6平方センチ、そして2センチの方は、体積が8・表面積が24、体積が8倍だが、表面積は4倍、つまり、
「体積が大きい方が 表面積の割合が小さく 体温の放散が小さい」
同一種のケース、北方系では、カラだが大きい方が効率的ということになる、マレー熊は数十キロ・北極熊は数百キロ、しかし、これには、長い歳月が必要なようだ。
ところで、蝦夷とか俘囚とか呼ばれた人々、
「カラダが 大きかったようだ」
そこに大きなヒントがあるのかもしれない。