The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

ヨーロッパ世界の出城・イスラエルの役割

2014-09-10 18:36:44 | 世界経済
         
 西側世界は、一貫して、イスラエルを支持してきた、それは、なぜか。

 アメリカ・イギリスを中心とする自由貿易諸国にとって、最後の障害がイスラム世界、これを分裂し解体しないことには、ヨーロッパ化は完成しない。

 あの厄介な伝統国家・ニッポンは屈服させた、ファシズムやコミュニズムは破壊した、残ったのがイスラム教を中心としたイスラム世界、だから、イスラエルは西側のアンテナショップであり、アラモのトリデ、アラモのトリデはどうなったんだっけ。

 今回、結果をあせったイスラエル政府、国連が援助している病院や学校までも砲撃し、多くの女性や子供を殺害する、じっと耐えるパレスチナの人々、手足をもぎとられた病人を運ぶ男たち、世界中が見ていた、だから、世界の各地で抗議デモが発生、だが、どうしたことか、新聞やテレビ、あまり取り上げようとしない。

 こんな時にはネット、ネットの出番、ドイツでは、
 「ユダヤ人を ガス室に 送れ」
 これまでのタブーが破られた、終に、あの封印が外されたのだ。

 世界大戦の被害者をカンバンに、やりたい放題だったイスラエルに対する世界の態度が変わりつつある、必死に耐えたガザの少年たちのナミダが世界に伝わった。

 そんな折、イランの宗教的指導者の声明、これまでの西側の秩序が壊れ、
 「新たな秩序が 生まれつつある」

 まったく、いいタイミングじゃあないか、ニッポンの政治家も、このぐらいやってもいいんだがね。

スクランブル交差点と日本人 下

2014-09-07 06:13:40 | 世界経済
        
 渋谷のスクランブル交差点、その時、あの曲が、
   ニンジャリ バンバン
   ニンジャリ バンバン

 「世界のみなしゃーん
  ついに パミュパミュさんがやってきました
  最近 落ち目のキャリーパミュパミュさんでーす
  だから スマホでチンタイのコマーシャルでかせいでいます 
  
   もったいないから
   もったいないから   」

 「おかねが もったいないんですね しっかりとかせごうっていうんでしょう」      」

 「白人の子供が おどりはじめました
   ニンジャリ バンバン
   ニンジャリ バンバン    」

 その時、スルスルー、
 「あっ パンツのゴムが切れました 
  フリ○○です 
  フリ○○です    」

 「たいへんなことに なっています
  これは 世界に ジッキョーされておりーまーす」
 
  母親が横にかかえて、おシリをペンペン、それでも、手足をバタバタ、
   ニンジャリ バンバン
   ニンジャリ バンバン
     
 ニューヨークのタイムズ・スクウェアの大スクリーン、少年のおしりのおおうつし、
 「ニッポンって すごいんだね」
 「やっぱり ニッポンには かなわないな」
 パリでは、
 「パミュパミュだ 
  パミュパミュ いのちー
   フリ○○ バンバン
   フリ○○ バンバン     」
 ロンドンでは、
 「ママ あの子 フリ○○だよ 
  ぼくのより  オッキイーよ  」
 「見てはいけません 女王さまにおこられます」

 「韓国のパクヒネクレが 指をくわえております」
 「中国のシューさまは 日本人学生100名を無料招待するという声明をだしました」

 なにがなにやら、どーなったんだろーね。


スクランブル交差点と日本人 中

2014-09-05 04:37:50 | 世界経済
           
 「歌うも舞うも 法(のり)の声」

 この国の祭政文化に深さをあたえたのは日本的仏教、さて、109にいた時、バーチャル世界の交差点では、どんなバーチャルなシーンが展開していたか、これは、多次元宇宙でのお話しであります。

 ヌビア人・フェニキア人ヒッタイトそれにエジプト軍がにらみあっている、丁度、ネット通信の実況放送グループがいた、
 「タイヘンなことになっています トーキョー シブヤのスクランブル・コーサテン モンテクリスト・ジュニアが ジッキョーしております」

 「エジプト軍の100人隊長とオオスナアラシが 向かいあいました スモーです スモーです」

 急遽(きゅうきょ)、相撲で決着をつけることになった、
 「あっ オオスナアラシがキョーレツなカチアゲ エジプトの黒マッチョが吹っ飛んだ シロウトを相手に おとなげないですね まいのうみさん」
 「グルコサミンにコンドロイチン もひとつおまけにセタガタシゼンショクヒン・・・」
 「こんなところでコマーシャルなんか やらないでください」

 三番勝負の二番目、
 「オースナアラシのカチアゲ こんどはカラブリ あっ黒マッチョがオオスナアラシのマワシをほどきはじめました なかからドジョーがこんにちわ どーしますか 舞の海さん」
 「出ると敗けです」

 第三戦、
 「エジプトの黒マッチョが怒った 胸をドンドン あっ ゴリラにヘンシンです オースナアラシはといいますとバッファローです 大きなバッファローにヘンシーン」
 土俵が取っ払われた、
 「オオスナアラシはドーゲンザカまで後退しました そこからトッシーン クチサキだけのアナウンサーをはねとばしました NHKのクルマをこわしました フラフラ・ヨロヨロの行事をポーン タイヘンなことになりました」

 「エジプトのリキシは いったい どこに行きたいんでしょうか 舞の海さん」
 「イスラエル大使館じゃあ ありませんか」
   

スクランブル交差点と日本人 上

2014-09-03 06:44:42 | 世界経済
         
 この国の複雑さは、祭政社会に日本的仏教が重なったためで、後者が前者に深さと価値を付与し、独特な彩(いろどり)を与える、その集大成が、あの江戸の町人文化ではあるまいか。

 いくつもの祭礼、スモウに歌舞伎に浮世絵、あのヨーロッパの印象派の画家が驚愕したシュールな画法、彼らは中国の山水画には下げなかったアタマをニッポンの浮世絵師たちには下げた、ゴッホにマチスにゴーギャン、だから、そこには、自立した自由な個人が活躍していたのであり、ヨーロッパの市民社会に匹敵するものが、江戸の町人文化であったと明言してもいいだろう。

 この神道と仏教のミックスを断ち切り、自分たちの地縁・血縁による利権を確保しよとしたのが明治の新政府の一面であり、薩長グループの工作と関与、それに資金を提供したのが士農工商の商人クラス、つまり、明治維新とは、田舎の下層武士と商人のリベンジであり、そこには日本的ルサンチマン(恨み)がある、坂の上の雲ではなく、坂の下の虫たちの暗躍、へコキ虫・クソムシ・フンコロガシたちの専横によって経営された、そして、この体質は、未だに、この国の社会のスミズミに機能している。

 さて、スクランブル交差点、
 「わたくしモンテクリスト・ジュニアが実況しております」

 「スクランブル交差点とは なんでしょうか それは 日本そのものです これは日本と日本人でなければ成立しなかったのです」
 
 「それでも 日本はサムライの国なのです 現在の日本人にもサムライの血が流れています 忍びに忍び 耐えに耐え 我慢に我慢を重ね そして 勝負は一瞬です」

 「誹謗や中傷 いわれなき非難 キチガイのようにわめきたてる国に 冷静と品位を忘れません これができるのはサムライだからなのです」
 「ゆずりあい 相手を思いやる礼儀と慣習 いや 文明があるからこそ このスクランブル交差点が可能なのです 交通できるのです」

 「我々は 今 目のまえに ひとつの奇跡を見ているのです 前から後ろからナナメから横から うれしそうに歩いているではありませんか 自己の主張が他者の権利を奪うことがない ここにこそ 単純で卑近な高度な文明の証明がある」

 ひといきつきましょうか、
 「やっとパミュパミュがトージョーしました トリンドル・レナちゃんの人気で出番が少なくなっているキャリーのパミュパミュ それでも トージョーでーす」
 「カリスマ性がなくなれば たたの白い小デブにしかすぎません あのファッション・コスチュームにもちょっとムリが見えてまいりました」
 「それでは ちからいっぱい 歌ってもらいましょうか あっ 少年がおどりはじめました」
   にんじゃり ばんばん
   にんじゃり ばんばん

 「スルー スルー」
 
 「あっ パンツがおちました ゴムがきれたんでしょうか」
 「フリ○○です フリ○○です 
  それでも 
  おどっています 
  おどっています     」

 この騒ぎ、一体、どうなるんでしょうか。
 

人類の進化と乳酸菌

2014-09-01 06:09:03 | 世界経済
             
 赤い夕日を、in Africa 、じっと見入る1頭のゴリラ、これについて意見がわれる、
 1、ただ見ているだけ
 2、感動していたのだ

 イヌは見ることはあるが、見入ることはないだろう、ネコはなさそうだ、真っ赤な夕日を見入るゴリラには「なにか」がありそうだ、ところで、人類進化のプロセスで、どのあたりで、ゴリラなどと枝分かれしたのか、ほんのちょっとのモメントではあるまいか。

 今年だったか去年か、NHKのラジオ番組で慶応の教授が、
 「人間の脳と腸には密接な関係があり 腸の異常は身体に悪いだけではなく 大脳にも影響をあたえる」
 ここで、重要な病気との関連について専門的な意見を述べ、さらに、
 「人間の腸は ゴリラの腸よりも短い」
 「ヒトは消化をスムースにすることによって 大脳にエネルギーを投入することを可能にした」

 効率的な消化システムを獲得することによって、大脳に栄養とエネルギーを注入して、進化の道を駆けあがることに成功した、というのだ。

 意外な角度からのアプローチ、これが本当ならば、人類の進化は、乳酸菌のおかげになるのかもしれない。

 ところで、肉や魚の主成分はタンパク質だが、腸で吸収されるためには分子レベルでなければならない、タンパク質はアミノ酸に分解されて人体に摂り入れられる、炭水化物は単糖類、母親の胎内では、このアミノ酸が各種のタンパク質になり、次世代の人類のカラダとなる。

 ベルクソンは、人間の脳はオルガンで、演奏者は別にいるとしたが、あるいは、演奏者のひとりは乳酸菌ということにならないか、どんなものかな。