二銭銅貨

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チャールダーシュの女王/日生劇場(二期会)2014

2014-12-31 | オペラ
チャールダーシュの女王/日生劇場(二期会)2014

作曲:エメリッヒ・カールマン、指揮:三ツ橋敬子
演出:田尾下哲
演奏:東京交響楽団
出演:
シルヴァ:腰越満美、エドウィン:小貫岩夫
シュタージ:湯浅桃子、ボニ:村上公太、フェリ:小森輝彦
レオポルト:志村文彦:アンヒルテ:加納悦子

床の白と黒のチェックの模様が、全体的に穏やかで柔らかい美術と衣裳の中で、鮮明に際立っていた。厳しい世の中の掟を表象しているようであった。

演出は活動的で歌もセリフも日本語。オペレッタと20年代のミュージカルと浅草オペラ。チャールダーシュとワルツとチャールストン。時代は20年代の欧州。演奏は活動的で元気が良い。

皆、芝居が良かった。腰越は堂々とし、小森には貫禄がある。小貫は真面目な感じの喜劇役者、村上は軽い。歌は無いものの志村の声は巨大で劇場に良く響いていた。湯浅は一所懸命。加納は手馴れた感じ。

14.11.24 日生劇場
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