ノルマ/オーチャードホール(二期会)2018
作曲:ベッリーニ、指揮:リッカルド・フリッツァ
演出:菊池裕美子
演奏:東フィル
出演:
ノルマ:大村博美、ポリオーネ:樋口達哉
アダルジーザ:富岡明子、オロヴェーゾ:狩野賢一
クロティルデ:大賀真理子、フラーヴィオ:新海康仁
casta divaはとてもゆっくりと歌われた。この歌をゆっくり歌うのは大変そうだ。大村の低音は安定して強く美しく、高い声も軽々と破綻なく響いた。声量がある強い声。オーケストラの向こうの舞台中央で歌った。
セミステージ形式で、オーケストラは舞台前面、その後方に歌手が歌うエリアがあり、さらにその奥に合唱団が入る構成だった。オーケストラの前には細いエリアがあって、歌手がそこで歌うこともある。美術は無く、照明だけ。背景にプロジェクション・マッピングでガリア地方っぽい森や滝や馬の映像を流していた。
樋口は貫禄のある声で迫力があった。今までの若者風とは違う感じ。富岡は強いメゾで安定していた。迫力もあった。大村との声のコンビネーションも良かった。狩野は安定したバス。
演奏はメリハリのある強い演奏だった。舞台前面だったので各楽器の音が良く聴こえ、また音を強めに感じる故かベルディっぽいと思った。ベッリーニには強さもあるんだ。
ノルマとアダルジーザの重唱は、前半と後半に1づつ。後半は2つが連続しているのかも知れない。後の方が明るいアップテンポな曲。最後のノルマとポリオーネの重唱が綺麗だし聴かせどころだ。
当初予定されていた大隅智佳子は、諸事情により初日に歌った大村に代わった。
18.03.18 オーチャードホール
作曲:ベッリーニ、指揮:リッカルド・フリッツァ
演出:菊池裕美子
演奏:東フィル
出演:
ノルマ:大村博美、ポリオーネ:樋口達哉
アダルジーザ:富岡明子、オロヴェーゾ:狩野賢一
クロティルデ:大賀真理子、フラーヴィオ:新海康仁
casta divaはとてもゆっくりと歌われた。この歌をゆっくり歌うのは大変そうだ。大村の低音は安定して強く美しく、高い声も軽々と破綻なく響いた。声量がある強い声。オーケストラの向こうの舞台中央で歌った。
セミステージ形式で、オーケストラは舞台前面、その後方に歌手が歌うエリアがあり、さらにその奥に合唱団が入る構成だった。オーケストラの前には細いエリアがあって、歌手がそこで歌うこともある。美術は無く、照明だけ。背景にプロジェクション・マッピングでガリア地方っぽい森や滝や馬の映像を流していた。
樋口は貫禄のある声で迫力があった。今までの若者風とは違う感じ。富岡は強いメゾで安定していた。迫力もあった。大村との声のコンビネーションも良かった。狩野は安定したバス。
演奏はメリハリのある強い演奏だった。舞台前面だったので各楽器の音が良く聴こえ、また音を強めに感じる故かベルディっぽいと思った。ベッリーニには強さもあるんだ。
ノルマとアダルジーザの重唱は、前半と後半に1づつ。後半は2つが連続しているのかも知れない。後の方が明るいアップテンポな曲。最後のノルマとポリオーネの重唱が綺麗だし聴かせどころだ。
当初予定されていた大隅智佳子は、諸事情により初日に歌った大村に代わった。
18.03.18 オーチャードホール