二銭銅貨

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アンナ・ボレーナ/MET11-12舞台撮影

2016-08-27 | オペラ
アンナ・ボレーナ/MET11-12舞台撮影

作曲:ドニゼッティ、指揮:マルコ・アルミリアート
演出:デイヴィッド・マクヴィカー、衣裳:J.ティラマーニ

出演:
アンナ・ボレーナ(アン・ブーリン):
 アンナ・ネトレプコ
ジョヴァンナ・セイモー(ジェーン・シーモア):
 エカテリーナ・グバノヴァ
エンリーコ(ヘンリー8世):
 イルダール・アブドラザコフ
リッカルド・ペルシー(ヘンリー・パーシー):
 スティーヴン・コステロ
スメトン (マーク・スミートン):
 タマラ・マムフォード

アンナはクリーンな声で声量と気迫がある。女王の貫禄を見せていた。グバノヴァは高音が目立つメゾで声量がある。マムフォードは低い声のメゾでズボン役が似合う。今回の演出での血だらけの最後の衣裳が印象的だった。コステロは真面目な感じのテノール。

重唱や合唱が多く多重唱も良い。

演出は時代に忠実な美術と衣裳をベースとしており、セットは大きなものだけれども上下左右から音もなく各パーツを入れ替えて場面転換を行うものだった。全体に黒が基調だったが、アンナの寝台だけがやや黒味のある赤だったのがアクセントになっていた。

演奏は強烈な強さを感じるものだった。

16.08.07 東劇
コメント
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