ウィリアム・テル/新国立劇場24-25
作曲:ロッシーニ
指揮:大野和士
演出・美術・衣裳:ヤニス・コッコス
ダンス振付:ナタリー・ヴァン・パリス
演奏:東フィル
出演:
ギョーム・テル:ゲジム・ミシュケタ
アルノルド・メルクタール:ルネ・バルベラ
マティルド:オルガ・ペレチャッコ
エドヴィージュ:齊藤純子
ジェミ:安井陽子
ジェスレル:妻屋秀和
ヴァルテル・フュルスト:須藤慎吾
メルクタール:田中大揮
ロドルフ:村上敏明
リュオディ:山本康寛
ルートルド:成田博之
狩人:佐藤勝司
最初はホルンらしき音のするスイスっぽい感じのさわやかなメロディ。次が、いきなり嵐っぽい激しく急な音楽。さらに、夜明けを感じさせるどこかで聴いたことのあるようなゆったりとした感じの音楽。そして最後がローンレンジャーでお馴染みの景気のいい行進曲。
ミシュケタは迫力のあるバリトン。バルベラは良く通る声で声量があった。ペレチャッコは手堅い感じの声と芝居。齊藤は落ち着いた感じの声。安井は元気のいい小柄なズボン役で、ソプラノの声は硬質。ソプラノのズボン役はめずらしい。子供の男の子だからなのだろうか。妻屋も手堅い感じの声と芝居だった。深さを感じる低い声。山本は漁師リュオディ。冒頭の舞台裏からのアリアは透明感を感じさせる声だった。事前に調べておかなかったのと登場人物の多すぎで、その他は誰が誰なのか良く分からなかった。
演奏は硬質で分厚い岩盤のような、あるいは大理石のようなしっかりとした大迫力の音楽だった。合唱は大人数で大迫力。良く揃って美しい。特に女声のゆっくりとした部分は美しく透明感があり、うっとりとする。合唱は複数の旋律からなる複雑な多重唱が多かった。
舞台の床は直線的で不規則な段差のある床に太い木の幹が数本立っている構造に対して、天上から大きな太い矢の先端部分が数本下がっているような形のものだった。これらの構成要素を配置し直したり動かしたりして様々な場面を作り出していた。主にモノクロの地味な舞台。衣裳の時代設定は現代かあるいは近代の感じ。
グランドオペラでバレエシーンが2か所ある。最初の方のソリストの踊りはブレークダンス風だった。全体的にコンテンポラリーダンスだったように思う。メンバーの所属は特定の組織ではなく様々のようだ。
24.11.10 新国立劇場、オペラパレス
作曲:ロッシーニ
指揮:大野和士
演出・美術・衣裳:ヤニス・コッコス
ダンス振付:ナタリー・ヴァン・パリス
演奏:東フィル
出演:
ギョーム・テル:ゲジム・ミシュケタ
アルノルド・メルクタール:ルネ・バルベラ
マティルド:オルガ・ペレチャッコ
エドヴィージュ:齊藤純子
ジェミ:安井陽子
ジェスレル:妻屋秀和
ヴァルテル・フュルスト:須藤慎吾
メルクタール:田中大揮
ロドルフ:村上敏明
リュオディ:山本康寛
ルートルド:成田博之
狩人:佐藤勝司
最初はホルンらしき音のするスイスっぽい感じのさわやかなメロディ。次が、いきなり嵐っぽい激しく急な音楽。さらに、夜明けを感じさせるどこかで聴いたことのあるようなゆったりとした感じの音楽。そして最後がローンレンジャーでお馴染みの景気のいい行進曲。
ミシュケタは迫力のあるバリトン。バルベラは良く通る声で声量があった。ペレチャッコは手堅い感じの声と芝居。齊藤は落ち着いた感じの声。安井は元気のいい小柄なズボン役で、ソプラノの声は硬質。ソプラノのズボン役はめずらしい。子供の男の子だからなのだろうか。妻屋も手堅い感じの声と芝居だった。深さを感じる低い声。山本は漁師リュオディ。冒頭の舞台裏からのアリアは透明感を感じさせる声だった。事前に調べておかなかったのと登場人物の多すぎで、その他は誰が誰なのか良く分からなかった。
演奏は硬質で分厚い岩盤のような、あるいは大理石のようなしっかりとした大迫力の音楽だった。合唱は大人数で大迫力。良く揃って美しい。特に女声のゆっくりとした部分は美しく透明感があり、うっとりとする。合唱は複数の旋律からなる複雑な多重唱が多かった。
舞台の床は直線的で不規則な段差のある床に太い木の幹が数本立っている構造に対して、天上から大きな太い矢の先端部分が数本下がっているような形のものだった。これらの構成要素を配置し直したり動かしたりして様々な場面を作り出していた。主にモノクロの地味な舞台。衣裳の時代設定は現代かあるいは近代の感じ。
グランドオペラでバレエシーンが2か所ある。最初の方のソリストの踊りはブレークダンス風だった。全体的にコンテンポラリーダンスだったように思う。メンバーの所属は特定の組織ではなく様々のようだ。
24.11.10 新国立劇場、オペラパレス
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